Res-C

好奇心をくすぐる 毎日が面白くなる それが「Res-C」

madokajee

鷺沢萠(さぎさわめぐむ)、と聞いてピンと来る人は恐らく私と近い世代の人だろう。今はきっと名前も知らないという人が、寂しいことだがほとんどだと思う。『少年たちの終わらない夜』は鷺沢氏の最初の短編集で、私にとっても思い出深い1冊である。 ...

今回はベルンハルト・シュリンクの『朗読者』。映画『愛をよむひと』の原作としても知られる本作だが、とにかく救いがない。私は小説でも映画でも「なぜこんなに救いがないのか」という、一般的に言えば暗い作品をとても愛しているのだが、『朗読者』の救いのなさには初読時にショックを受けた。 ...

迷っていたり、何かを決めかねている時に、偶然1冊の本やマンガを読んでその内容に背中を押されて実際に行動に起こしたことはないだろうか?私にはある。その本は特別な1冊となって自分の中に残る。私にとっては『上海の西、デリーの東』がその1冊だ。あれを読まなければ今の自分はないと思っている。 ...

今回からタイトルの付け方を変更。どの本をどんなシチュエーションで読むのかを書いていくのがこのシリーズなわけで、タイトルに対象の本があったほうがわかりやすいかな、と感じたから。だが、内容は特に変わりなくいままで通りで書いていく。 ...

図書館で本を読む。近所にあった図書館が建て替えで移転してから、そんな当たり前の行為をずっとしていない。私にとって図書館というのはかなり子どもの頃から慣れ親しんだ場所だッた。たくさんの蔵書があり、絵本やマンガもあり、まだ子どもには難しい本が並んでいるのを眺めるのも好きだった。 ...

池袋。学生の頃から通い倒した街の一つだ。新宿ほどの雑踏でもなく、渋谷のようにおしゃれな雰囲気はないが、おしゃれなビルのすぐ裏に怪しい路地があったり、私が通っていた頃から不思議な空気感を漂わせた街だった。はっきり言えば垢抜けない街。けれどなんとなく落ち着く街だ。もう10年以上足を運んでいないが、垢抜けなさは今も変わっていないはずだ。 ...

人気番組『テラスハウス』の影響もあってか、シェアハウス、ゲストハウスが注目される機会が増えてきた。年若い友人が「シェアハウスで生活してみたい」なんて言っているのも聞いたことがある。シェアハウスの登場以前にもルームシェアをしている人たちもたくさんいたわけだ ...

自分のおこづかいで初めて買った本を、あなたは覚えているだろうか?私ははっきりと覚えている。小学4年生の時にわずかなお金を大切にお財布に入れ、近くの書店へ行った。さな頃から本を読むのが好きだったので、その書店にもよく入り浸り、立ち読みをしていたので目指す本 ...

ここ数年行ってみたい場所がある。沖縄本島からさらに南下する八重山諸島だ。沖縄本島には行ったことがあるが、八重山諸島には足を踏み入れたことがない。八重山諸島も沖縄県に属するが、その文化や言葉も沖縄本島とは異なり、八重山独自の文化があるという。八重山諸島の中で一番メジャーな場所は石垣島だと思うが、私がどうしても行きたいのが波照間島だ。 ...

寺山修司の『書を捨てよ、街へ出よう』はとても有名だが、私は敢えてここで「書を携えよ、街へ出よう」と言いたくなった。小説でもエッセイでもマンガでもいい。そのシチュエーションが似合う場所で、のんびりと何かを飲みながら本を読むのはとても楽しいし、何よりもその世界にどっぷりと浸ることができるからだ。今回からはそんな本と、似合うシチュエーションについて国内外を問わずに書いていこうと思う。 ...

タイのバンコクにて到着早々飲んだくれ、翌日を二日酔いで完全に潰し、その翌日には宿を変わった。元々最初にバンコクで集合しようと声をかけてくれた友達の定宿であり、当時からバックパッカーの中でも「何もわざわざそんな宿に泊まらなくても……」と言われるようなボロ宿だ。常連客は癖の強い面倒くさいおじさんが多いし、シャワールームには「従業員が除くので女性は別なシャワールームを使いましょう」という恐ろしい但し書きがしてある宿である。しかし、不思議と私には快適で、友人もでき、インドに向かうまでここに1週間居座った。 ...

突然だがバンコク。バックパッカーだけでなくたくさんの人が観光に訪れたり、駐在員として暮らしている外国人の多い街だ。街の熱気や楽しさについては色々な人たちに何度も吹き込まれていたし、一度は行くべき街だと思った。だからインドへ留学した際、まずはバンコクで遊んでからインドに渡り、帰りもバンコクで遊んでから日本へ戻ろうと決めた。 ...

インドが私にとっての初海外で、バックパッカーデビューした国であることはすでに何度も書いてきた。初海外から延々とお金と時間ができればインドへ行った。もちろん、他の国へ行く選択肢もないわけではないが、これがインド脳というやつで、まずインドを選んでしまう。しかし、インドついでに他の国へ行ったことはあるのだ。今回はネパールでの滞在について書いてみようと思う。 ...

友人たちに誘われるように、巨大なバックパックを背負ってふらっと到着したリシケシュ。ここは修行者の街で、世界中からヨガや瞑想のために人々が集まってくる。私もつい勢いとはいえ、1年近くのヴァラナシでの名ばかり学生生活の後に修行をするのもどうかな、と思っていたが、ここは行ってみなくてはわからない、と足を運んだ。 ...

なんと8度目のインドにして、まともにヨガのレッスンを受けることを決意。長い間修行している友達にまず軽い手ほどきを受け、ここならば初心者にもいいよ、というオススメのクラスへ出かけた。手には街で買った安いヨガマット。それを握りしめてクラスへ入るとすっかりそこは道場の雰囲気が漂っていた。 ...

重たいバックパックを背負って勢いで訪れた、聖地リシケシュ。インド人巡礼客、サドゥーと呼ばれる修行僧、そしてヨガや瞑想を学んでいる外国人などたくさんの人々がこの街を訪れる。そんなリシケシュで1ヶ月弱を過ごした。どんな日々を送っていたのか記憶をたどってみる。 ...

バックパッカーとして一人旅をするにあたって、きっちりとルートを決めて、てきぱきと目的地を移動していくタイプと、何となく行き当たりばったりやノリで次の目的地を決めるタイプがいると思う。私は完全に後者だ。ヨガの聖地として名高いリシケシュにもそんな感じで行ってみた。 ...

のんびりと海を眺めるために訪れた、オリッサ州にある小さな街、プリー。ここはヒンドゥー教の聖地としてだけではなく、バックパッカーの沈没地としても名高い街だ。海辺が好きな私は、プリーでの沈没生活を時々懐かしく思い出す。そんな沈没地での気楽な毎日について書いてみる。 ...

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