Res-C

好奇心をくすぐる 毎日が面白くなる それが「Res-C」

madokajee

しばらく気まぐれに自分の好きなものについて書いていこうと思う。まずは、私の好きな映画ベスト3に入る、『バタフライ・キス』。監督はマイケル・ウィンターボトム。1995年公開のイギリス映画だ。日本ではミニシアターでの上映だったので、そうメジャーな映画ではないかも ...

あまりミステリーは読まないのだが、さすがにこれは読んだ。『火車』(宮部みゆき)だ。出版された当初はちょうど生活が変わりばたついていたため、文庫本になったところで手に取って読み始めた。読んだ友人たちが口を揃えて大絶賛していたが「本当にそんなにすごいの?」と斜に構えた気持ちで読み出したのを覚えている。ちなみに1993年度の『このミステリーがすごい!』でも2位にランクインしている。 ...

今回は『百年の孤独』(ガブリエル・ガルシア=マルケス)をセレクトしてみた。『百年の孤独』といっても焼酎ではないし、ガルシア・マルケスといってもお洋服でもない。焼酎も美味しいし、お洋服も良いけれど、どれも元ネタは小説である『百年の孤独』と、筆者のガブリエル・ガルシア=マルケスだ。 ...

今回は『ベッドタイムアイズ』(山田詠美)をチョイス。1985年に上梓された彼女のデビュー作でもあり、映画にもなって話題になった作品だ。当時は日本人女性と黒人男性の恋愛、ストレートな性描写などがやたらと取り上げられたが、本質はそんなところにはない、と今も思っている。 ...

今回は私の大好きな『檸檬』(梶井基次郎)について書いてみようと思う。短編集になっていて、20作の短編が収蔵されているが、何と言っても有名なのは表題作の『檸檬』だろう。次いで『桜の樹の下には』だろうか。どちらも彼の独特の感覚が味わえる良作だ。 ...

さあ、今まで触れていなかった『コインロッカー・ベイビーズ』(村上龍)について書いてみようと思う。ちなみに『コインロッカー・ベイビーズ』は私が今までの人生で読んだ小説の中で「ベスト3を挙げよ」と言われれば必ず入れる作品だ。初めて読んだ高校生の時に受けた、強烈な衝撃はいまだに忘れられない。 ...

さて、今回触れるのは映画も話題になった『沈黙』(遠藤周作)。遠藤氏の小説は神と自分との対峙が主題になっている作品が多い。私はよくいる日本人なのでこれといった宗教を持たないが、なぜか遠藤氏の小説には感じるところが多く、小説はすべて読んでいる。 ...

今回は『深夜特急』(沢木耕太郎)。沢木氏の代表作と言ってもいい紀行小説であるのは誰もが知るところであろう。『深夜特急』に影響を受け実際に旅に出た人も数え切れないほどいるだろう。私は実際に影響を受けた世代ではないが、もちろんすべて読んでいる。 ...

基本的に一人旅が好きな話はずっと前に散々書いた。それは国外でも国内でも同じで、余程のことがない限りは一人でふらっと出かけて、その土地を気ままに散策するのが楽しい。この楽しみの中には各地のゲストハウスに泊まることも含まれている。ゲストハウスは楽しいのだ。 ...

実は、ともったいつけるほどの話ではないが、私はいわゆる歴史オタクである。神社仏閣を見かければその縁起が気になり、道端にひっそりとある石碑を見かければ駆け寄って、それが何のために建立された石碑なのかを確認する。その中でも最もわくわくするのが幕末についてのものだ。 ...

さて、今回も海外文学。1999年に出版されたジュンパ・ラヒリの最初の短編集である『停電の夜に』をチョイスした。この一冊に収められた作品のほとんどが夫婦や、世代間などのちょっとしたすれ違いがテーマになっていて、そのどれもがとても味わい深いのだ。 ...

今回は中国の女性作家、衛慧(ウェイ・フェイ)の『上海ベイビー』。20世紀末の上海を舞台に繰り広げられる物語だ。ちなみに中国では過激な性描写が問題になり発禁になったという曰く付きの小説だが、実際のところはわからない。翻訳が上手いのか、とりたてて過激な印象は受けなかった。 ...

毎日毎日蒸し暑い。夜になっても熱帯夜が続く。こんな夜に私が読みたくなるのが『愛人 ラマン』(マルグリット・デュラス)だ。映画化もされ大ヒットしたので、原作を読んでいなくても映画は観た、という人もいるだろう。仏領インドシナ・(現在のベトナム)を舞台に繰り広げられる15歳の「わたし」とお金持ちの若い華僑の愛人との性愛について描いた自伝的な小説だ。 ...

鷺沢萠(さぎさわめぐむ)、と聞いてピンと来る人は恐らく私と近い世代の人だろう。今はきっと名前も知らないという人が、寂しいことだがほとんどだと思う。『少年たちの終わらない夜』は鷺沢氏の最初の短編集で、私にとっても思い出深い1冊である。 ...

今回はベルンハルト・シュリンクの『朗読者』。映画『愛をよむひと』の原作としても知られる本作だが、とにかく救いがない。私は小説でも映画でも「なぜこんなに救いがないのか」という、一般的に言えば暗い作品をとても愛しているのだが、『朗読者』の救いのなさには初読時にショックを受けた。 ...

迷っていたり、何かを決めかねている時に、偶然1冊の本やマンガを読んでその内容に背中を押されて実際に行動に起こしたことはないだろうか?私にはある。その本は特別な1冊となって自分の中に残る。私にとっては『上海の西、デリーの東』がその1冊だ。あれを読まなければ今の自分はないと思っている。 ...

↑このページのトップヘ