インターナショナルマッチウィーク前の11月2日、シティ・オブ・マンチェスター・スタジアム(エティハドスタジアム)で行われたUCL第4節 マンチェスターシティ対バルセロナのマッチレビューです。 因縁?とつけた理由も本文内で追々説明をしていきます。




ということでだいぶ経ってしまったので今更感もありますがCL、バルサ戦のマッチレビューです。なんで今更かというとやっと心の整理ができたので冷静に書けそうなのでこのタイミングで…。

まずはスタメンから
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ホームのマンチェスターシティは4-5-1(4-3-3)といった感じ。
メンバー選考では前節退場をしたブラボ、怪我をしているコンパニとサニャを欠く感じ。
前節は途中出場になったアグエロがスタメンに戻り、ノリートではなくサイドにデブライネを置くというチャレンジに出たペップ。

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 対するバルセロナは怪我でイニエスタ、ピケ、アルバを欠くもののメンバー選考に大きな驚きは無し。

前節バルサはホーム4-0で勝てているため大きな変更をする気はエンリケには無かったのかな、という感じ。

試合展開(前半)

両監督の意図としては、前節の反省を生かしボールを持ちすぎず強いプレッシャーをかけ、早い展開でフィニッシュに持ち込もうとするペップ。いつも通り基本的にはボールを持ち、ここ数年武器にしてきた鋭く早いカウンターを織り交ぜつつ圧倒しようというエンリケ、という感じでした。

ゲームはその通りに進み、お互いのミスの瞬間をつくトランジション(攻守の切り替え)合戦の様相になっていきました。
実際お互いの1点目もちょっとしたミスや隙から生まれます。

先制したのはバルセロナ。21分のシティのセットプレーから流れたボールを拾ったのは下がっていたメッシ。 そこからサイドに長いボールをネイマールに送り、運んだネイマールがまた真ん中のメッシに戻し決める、という二人の判断の速さとスピードだけで決めるというここ数年のバルサらしい鋭いカウンターでした。

その後も相手の穴をつき攻撃をしあう展開が続き、39分に遂にこの試合のターニングポイントとも呼べるシティの1点目が相手のミスから生まれます。

ここまでかけ続けた強いプレッシャーがセルジロベルトのミスパスをアグエロが奪取し、走り込んできたスターリングにパスを出し、そのスターリングが中に送りギュンドアンが押し込んで同点となります。

この後同点に持ち込んだシティがペースをつかむも逆転とはいかずHT、序盤はバルサが攻める様相だったもののホームの利かペースを取り戻したシティも戦い続けます。

試合展開(後半)

後半スタートの段階ではお互いメンバーチェンジはなく、シティの方はシルバがサイドに張りデブライネが中にはいる形に変更となっていました。

前半の同点弾とこのポジションチェンジが一気にシティのギアを変えていきます。51分、バルサのコーナーキックのセカンドボールを奪取したシティが一気にカウンターを試み、ゴール前まで運ぶもシルバが倒されFKのチャンスを得ます。

このチャンスをデブライネが完璧なキックで決め、シティがバルサ相手に逆転。

この後も互いに早いトランジションからの攻撃を繰り返す展開が続きますが74分、スターリングが中に送ったボールにアグエロが飛び込むもミートせず、そこをうまくギュンドアンが押し込み3-1とバルサにとどめを刺す形に。

前半のセットプレーのチャンスからのカウンターでバルサの先制点、シティの同点弾と逆転弾はフィニッシュは違えど互いにトランジションから生まれた得点と言え、普段はボールを保持し厚みのある攻撃を持ち味としているはずの両チームの対戦で試合を動かす得点はカウンターから生まれるという面白い展開になりました。


勝敗の分け目

前節はカンプノウでの4-0、今節はエティハドでの3-1と互いに痛み分けとなった今回の対戦。

13-14シーズン以来のこのカードを見るに、前節も先制点を食らうもブラボが退場するまではシティも攻勢に出れていたことから、今までの対戦のように一方的な力量差では無くなったのかな、という感じがします。

もちろん実力的にはバルサの方が未だ上回っていることは間違いないのですが、絶望的な差では無く勝ちが見えるところまで来ている、というか実際今回は勝ちました。

恐らくコレはシティの今まで持っていたボール保持をしつつとんでもなく鋭いショートカウンターをする、というのが近年のペップの戦術ともうまくマッチしているところが大きく、逆にバルサの守備は中盤でどうにか止める、というところに頼っている部分が大きいが故に早く短いカウンターに対応しにくい形になっているからだと考えています。

シティがカンプノウでの試合でもボールを持つことができ、ホームエティハドではカウンターで点を取れていることからもバルサの守備的な脆さ、強度の低さが見て取れる展開となりました。

攻守共にトランジションが大きなキーポイントになった試合でした。

因縁?

タイトルにある因縁?というのもここ数年シティはヨーロッパの舞台でバルサにひたすらに殴られ、ここまで6戦で4人の退場者を出している、という因縁めいたものがありました。
ここで互いにまた意識をすることになり今年のCL決勝トーナメントでまた何処かで当たりそうな嫌な予感がしますね…。

実は他にもシティとバルサ、そしてシティとペップには不思議な縁があるのですが、趣旨とずれそうなのでそれはまた何時かということで…。

わせい

ついったー

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