ヴィジュアル系ブーム。

それは、現在(2016年)までに大きく分けて、3回あります。


1つめは、ヴィジュアル系の黎明期。前回の記事に書いた、「ヴィジュアル系」という単語が生まれるきっかけを作ったのメジャーデビューアルバム『BLUE BLOOD』に前後する時代。

BLUE BLOOD
X
ソニー・ミュージックレコーズ
1989-04-21



1989年。元号が昭和から平成に変わったばかりの頃。バンドを組むという行為が、とにかくカッコ良かった時代。

そんな中で、派手な髪型やメイクを施して、歌詞に特定のコンセプトを掲げ、奇抜な世界観を表現するバンドも多くいましたが、彼らはまだ「お化粧系」「お化粧バンド」と呼ばれていました。その代表的なバンドであり、後のヴィジュアル系に色濃く影響を残したのが、BUCK-TICKZIGGY筋肉少女帯などでしょうか。もっと細分化すれば、DEAD ENDやD'ERLANGER、GASTUNKやAIONやGargoyle、かまいたちやAURA・・・・・などもまあ、そうなのですが、出自も各々ちがうし、各々の紹介もしたい。それにはこの1記事ではまずもって足りないので、ゆっくりじっくりまったりじんわりと、やっていきます。だってこのシリーズ。

いかにヴィジュアル系がめんどくさくて、そのオタクがめんどくさいか。

それを伝えたい一心で書いていますので(どんなモチベーションだよ)。でもそのへん説明すんの、超コーフンするんすよ、めんどくさいけど。

さてさて、前回も紹介したBUCK-TICKは1987年のメジャーデビュー以来ずっと現役で、不動のメンバーのまま活動中。朝どころかお昼までみんな一緒にお酒を吞んでいるという超仲良しバンド。

同期のZIGGYは、2007年に活動休止して以後は限定的に活動中。初期はビートロックとグラムロックに影響を受けた作風ですが、一時期は2人編成になってポップな方向性に転換を図ったり、契約上の事情でバンド名をSNAKE HIP SHAKESと替えてパンキッシュなスタイルになったり、活動休止前後はブルージーになったり。

筋肉少女帯は1988年にメジャーデビュー、1990年代前半はボーカルの大槻ケンヂさんをよくテレビ番組で見かけたものですが1999年に活動休止(凍結)、2006年に再結成しずっと活動中。

この3バンドとも、活動歴の長さに相まって、とにかく音楽性が多彩すぎまして。「どんなバンド?」と問われても、「とりあえずベスト盤を借りてみろ」という返答が無難ではあるのですが、個人的に好きな作品を1つずつ。

Six/Nine
BUCK-TICK
ビクターエンタテインメント
1995-09-21



初期のキラキラポップ路線からの脱却を完全にクリアし、ダークで陰鬱な作風を突き詰めた70分超えの濃ゆい大作、BUCK-TICK『Six/Nine』。

WHAT NEWS!?
ZIGGY
マーキュリー・ミュージックエンタテインメント
1996-03-25


皆様ご存じ、アニメ『名探偵コナン』の初代エンディングテーマ『STEP BY STEP』から始まる、キャッチーでブルージーで贅沢な1作、ZIGGY『WHAT NEWS!?』。

レティクル座妄想
筋肉少女帯
MCAビクター
1994-04-21


海外でうっかりマジックマッシュルームを口にしたがために心を病んでしまった大槻ケンヂ氏の苦悩がダイレクトに映し出された問題作、筋肉少女帯『レティクル座妄想』。

いずれも、紛うことなき名盤・・・・・なのですけれども。

あくまで、ヴィジュアル系「サイド」の世界

であって、これらはド真ん中ではないのですよねえ。ファウルボールもいいところですよ。次回はド真ん中というか、自分の直撃世代であるところの、第2次ヴィジュアル系ブームのお話を。


この記事を書いた人


henkou_ver

プラーナ

サブカル中二病系。永遠の14歳。大人のお子様。    

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