音楽系のマンガ。特にバンド関係。ここで取り上げるのは、「プラスティック・ドール」(高橋由佳利 )です。
最近なら、「BECK」(ハロルド作石)や「NANA」(矢沢あい)、「デトロイト・メタル・シティ」(若杉公徳)もあります。すべて、映画化されました。それぞれ、ヒットしたので、マンガは読んでなくても、映画を観たことがあるのでは?
バンド系のマンガなら、古くは、トキワ荘からの水野英子「ファイヤー」が代表として必ず出てきますね。少年マンガなら、少年チャンピオンで連載していた「気分はグルービー」(佐藤宏之)。少年サンデーなら「TO-Y」(上條淳士)も画期的でした。
「プ ラスティック・ドール」(高橋由佳利)は、1982年から、りぼんで連載。1年ほどでした。コミックスにして全3巻。それほど長くありません。その頃、りぼんで連載していたのは、「ときめきトゥナイト」(池野恋)、有閑倶楽部(一条ゆかり)、空くんの手紙(小田空)など。
主人公が2人います。売れっ子歌手のマリエ、それに篤郎。重なり具合が絶妙なんですよね。「プラスティック・ドール」はマンガに出てくる曲名です。でも、曲として、大半の読者が印象に残っているのは「グレーの雨傘」でしょうね。
もちろん、歌詞は書きませんよ。
復刊ドットコムをチェックしてみましょう。
復刊ドットコム 「プラスティック・ドール」
コメント欄を読めば、分かりますよね。
数名の方が、歌える、と。
あとは何といってもラストです。
どのようなマンガであっても、最後の1ページは大切だと思います。
最後の1コマで「あぁ……」と残念に思ってしまったマンガが数多くありませんか?
「プラスティック・ドール」の最後は、絶妙な余韻を残してくれます。
気になります?
それでは古本屋さんに行きましょうか!
それとも、Kindle版を買いますか?
この記事を書いた人
yosh.ash
文章と音楽。灰色の脳細胞です。
*Respective Colours* Organizer
Respective Colours *Magazine* twitter
コメント