ハマりすぎでしょ!

映画『ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』が2018年11月に公開された。『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』の第2作にあたる『ANEMONE…』。先ごろ、挿入歌の「Ballet Mécanique」がYouTubeにアップされた。クレジットは、やくしまるえつこ+砂原良徳。いやいや、ハマりすぎでしょ、これは。



「Ballet Mécanique」は坂本龍一の曲だ。1986年にリリースされた『未来派野郎』に収録されている。元は、坂本龍一が岡田有希子に提供した「WONDER TRIP LOVER」。その後、中谷美紀が作詞して歌った「クロニック・ラヴ」としてカバーした。「クロニック・ラヴ」は堤幸彦が演出したテレビドラマ「ケイゾク」の主題歌だった。それを砂原良徳が復活させるなんて素敵すぎるじゃないの。



テレビ版「交響詩篇エウレカセブン」の第48話は、それまで脇役だったアネモネを全面に押し出した回だった。全編を通してもとりわけ輝いている、いわゆる神回だ。この第48話のサブタイトルが「バレエ・メカニック」だった。で、アネモネの名前が付けられた『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』で「Ballet Mécanique」のカバー。なかなか粋なことをしてくれるじゃないの。



これで、映画の内容が素晴らしければ文句ないところなんだけど。「交響詩篇エウレカセブン」は続編も映画化も、すべてがファンにボロクソ叩かれているからね。今回、「Ballet Mécanique」より先にKAGAMI「Tiger Track」のPVもアップされていた。「交響詩篇エウレカセブンAO」で音楽を担当したのがNakamura Kojiだったし、いつも音楽だけは最高なんだけどな。その点だけが残念……。

いちばん最初の「交響詩篇エウレカセブン」みたいにキュンキュンさせてくれよ。

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