『ばいばい』  まつい のりこ 偕成社

   
 赤ちゃんがまっさきに覚えるあいさつ言葉(「こんにちわ」」「ばいばい」)と、ユーモラスな絵で描かれた絵本。赤ちゃんは、何度でもよんでもらいたくなります。なにしろ、描かれている絵がとてもかわいいし、字数も少なくてかわいいフォント。とにかく本に触れてほしい、という、絵本制作者の苦労がにじみ出ていました。

 まず一ページ目は、「このえほんは     ちゃん のえほんです」
 と書かれています。こういうの見ると、本を大切にしてほしい、本といっしょに成長してほしい、という親心みたいなのを感じますね。この空白には、絵本の持ち主の名前を書くのでしょうし、名前を書いた以上は捨てたり破ったり汚したりなんてないだろう、という期待もほの見えます。赤ちゃんが、そういう期待に応えてくれるかどうかは別ですが。

 ページをめくると、黄色いひよこがご挨拶しています。
「こんにちは」
 ここで問題。こんにちは、でいいのでしょうか、こんにちわ、ではダメなのでしょうか。
なぜこんにちは、なのかと聞かれて困っちゃう大人もいるかもしれません。
 そんな大人が質問しているコーナーが、こちら。
  https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1115560446
  返答も、このページに載ってます。
 これを頭に入れて、いっしょにあいさつ言葉を覚えていきましょう。




  この本は、手に持ちやすく、めくりやすいボードブックです。
  ボードブックとは、本の紙が厚紙(ボード)で出来ている本のこと。幼児向けの本に多いそうです。赤ちゃんにはめくりやすいのでしょうが、わたしにはちょっと難しかった。
  ただ、厚紙で出来ているだけあって、めったなことでは壊れないようです。
 頑丈で扱いやすいのです。ページ数も稼げるから、そんなに内容がなくても満足できるようにできあがってます。
 
 本の中の絵柄も、ひよこやゾウ、ウサギやキリン、カエルなど、鳥類から哺乳類、爬虫類にいたるまで網羅していて、次にどんな動物が出て来て、どんなふうにあいさつ言葉を発するのか、当てるのも楽しいかもしれない。

 


 最後の最後で、それまでに登場した動物たちがご挨拶するシーンも描かれています。
 ちゃんとしつけをしたいときには、こういう絵本で子どもに学ばせるのもアリかもしれません。
 挨拶は基本ですからね。
 最近、ヘンな大人も増えてきたので、挨拶するのが怖いっていう向きもありますが、幼稚園の先生とか、見守り運動の人とかには、きちんと挨拶してあげてもいいと個人的には思ったりしています。

あすにゃん
  猫とお菓子と広島がすきです!
 漫画家の たらさわ みちさんと 仲良しです。


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