今回はBUCK-TICKシリーズはいったんお休みして、ちょっと違うジャンルの記事を書きます。


自分は兵庫県の神戸市生まれ、大阪府の北摂地域で育った、れっきとした関西人。なので、当然ながら普段から関西のお店で売られている定番商品に慣れ親しんでいるわけですが、今回はそういった定番商品にはどんなものがあるのか?を紹介していきたいと思います。

紹介、とか偉そうに書いておいて、実はこのたび調べてみて初めて「え?関西ローカルの商品やったん?こっちでは普通にどこでもあんのに!」と驚いたものもあるのですが。


・ふっくら食感が素敵だけど近所に店舗がない「551の蓬莱(ほうらい) の豚まん」



大阪のご当地名物として、全国区で有名かと思います。そして、大阪府の北部で育った自分としても、「551の豚まんがある時(賑やかに談笑している)→551の豚まんがない時(ずっしりと落ち込んでいる)」といった内容のCMは何百回も視ています。


が、実は551の店舗は大阪市内(特に梅田となんば)に集中していて、北大阪エリアには豊中市と高槻市に1軒ずつ、計2軒しかありません(大阪国際空港にもあるらしいけど微妙な位置なので除外)。

なので、自分のように大阪の中心部から離れたベッドタウン育ちにとっては、551の豚まんは普段から食べるものというより、梅田やなんばに遊びに行った時のおみやげ的な感覚があります。

あと、アイスキャンデーも有名ですが、なんと自分は今にいたるまで食べたことがありません。あと、自分がいちばん好きな551のメニューはエビ焼売です。


ところで、豚まんには必ずカラシが付くのですが、関東では豚まん(肉まん)にカラシを付けないんですね。関西だと、コンビニで肉まんを買うときにも必ず、カラシを付けるかどうか訊かれます。九州では酢醤油を付けるらしいですね。

関東との違いでいえば、崎洋軒の肉まんはパリパリした食感なのに対して、551の豚まんはふっくらした食感という印象があります。



・関西では超メジャーな堅あげスナック「ぼんち揚」



関西でこれを知らない人はいないといっていいくらいの定番商品。たいていのスーパーやコンビニにあり、こちらでは、かっぱえびせんやとんがりコーンと同レベルの知名度を誇ります。

ローカルなお菓子だったことをずっと知らなかったという人も、自分を含めてたくさんいそうです。

ちょっと堅めの揚げ煎餅ふうのお菓子で、内部がグローブ状に凹型になっています。関東の歌舞伎揚に近いと思いますが、ぼんち揚はわりとあっさりめの味です。

袋の底にどうしても粉がこぼれるのですが、その粉を最後に全部まるごと口に突っ込む、お行儀がものすごく悪い食べ方は、関西人の約74%がやったことあるはずです(独断)。

初めて見た時は「・・・どないしたんや?」と思った辛子明太子味はいつの間にか定番商品に。チキンラーメン味、うなぎ蒲焼き味、カラムーチョ味など、たまに挑戦的な商品も出してきます。



・やわらか駄菓子「島田のラムネ」

大阪京菓ZR島田製菓 24プラ島田ラムネ〔50円〕×20個 +税
大阪京菓ZR島田製菓 24プラ島田ラムネ〔50円〕×20個 +税

大阪府の会社、島田製菓が作っている駄菓子。関西ではそこそこ知名度のあるお菓子で、甘くてやわらかいラムネです。噛まなくても舐めたら潰れるくらいにやわらかい。チョコボールのようなクチバシ型のフタがあり、そこからラムネを出します。

駄菓子なので30円ほどの価格。地元の100円ショップなどだと、4個で100円(税抜き)という価格設定になっていたりします。



・サクッといける旧き佳き大阪名物「満月ポン」


しょうゆ味の分厚い煎餅。ちょっと濃いめの味付け。

見た目は堅そうですが、実はそこまででもありません。サクッと食べられます。むしろ、麩菓子に近い食感。

最近はあまり見かけなくなりましたが、意外と100円ローソンにあったりします。1枚1枚がデカいしお得なんだけど、日持ちしないんだよなあ・・・。もう20年以上は食べていない。



・おやつに近いやわらかタンメン「エースコックのワンタンメン



関西ではスーパーの定番商品。マスコットキャラクターのブタさんは、こちらでは馴染みのある存在です。ブタさんは料理人の格好をしていますが、むしろ調理される側では?はっ・・・まさかお前・・・仲間を・・・?

というのはともかく、ワンタンはもちろん、麺もやわらかいです。5食入りの袋麺パックが主流ですが、カップ麺タイプもあります。



ただ、個人差があると思うのですが、どちらかというと間食に向いていて、がっつり食べたい時には物足りないかも。そのままだとけっこう薄味なので、物足りない時は調味料を追加して食べましょう。自分は七味唐辛子をかけるのですが、これはかなり邪道というか少数派だと思います、はい・・・。



・そのままでも調理にも、工夫しだいでいくらでも使える「ポールウインナー



最近まで、というか、数分前まで、ポールウインナーが関西ローカルであることを知りませんでした。・・・マジで?ふつうに全国区で有名だと思ってた・・・。

少なくとも、大阪のスーパーならどこでもあります。コンビニには2本入りのミニサイズのものがあります。関西人の90%以上は余裕で知っているはず。

手頃な値段の魚肉ソーセージで、もちろん焼いてもおいしいし、そのまま食べてもおいしい。子供の頃は、お腹が空いたら冷蔵庫のポールウインナーを取り出して食べていました。あと、家では、このポールウインナーを輪切りにしてチャーハンに入れるのが定番でした。様々な料理に使えます。


・元祖ウスター「イカリソース」




関東の家庭には「ブルドックソース」というものがあるそうですが、自分は今まで見たことがありません。また、「中濃ソース」というものにもなじみがなくて、いつだったかの飲みの席で「なかのうソース」と読んでしまい、「それ、ちゅうのうソースだよ」と指摘されたこともあります。だって・・・自分にとってのソースの基本は、ウスターソースなのです。


ウスターソースの元祖、「イカリソース」。子供の頃からずっと家にあったソース。家でお好み焼きが出されるたびに、これでドラえもんの顔を描いたものです。

こんがり焼けた粉もんと、それを彩る適度におしつこいソース。そんな素敵なものを味わいながらテレビの『YAT安心!宇宙旅行』を視聴していたプラーナくん(当時10歳)は実に幸せだったと思う。アニメにもマンガにも疎いウチの親がなんであんな真剣に『YAT安心!宇宙旅行』を視聴していたのかは今も謎だ・・・。





・地域の日常

以上が、関西での代表的な定番商品でした。

ちなみに、たこ焼きもお好み焼きも好きですが、別に毎日は食べませんし、たこ焼きは基本的におやつ(ミスタードーナツに近い感覚の間食)です。「もうかりまっか」とか人生において口にしたことがないし、これからもないと思います。自分自身は、あんまりというか、全然コテコテな関西人じゃないんですよ。普段テンション低いし。でもなんだかんだこういうのを調べてみると、やっぱり結局は関西のものが好きなんや、ということがわかります。

もちろん、関東や九州や四国や北海道、いろんな地域によって定番商品は違うだろうし、逆にいえばそれらは自分にとって未知なものだったり不慣れなものだったりで、そこがまた楽しいんですね。だから自分は、関西を出て旅行に出た際には、イトーヨーカドーか西友を見つけたらつい入るんですよ(どちらも大阪府内にはあんまりない)。観光地を巡るのも楽しいけど、現地で暮らしている人たちの日常が反映された空気を味わうのも楽しい。で、そこで何を買うかって、金麦350ml缶なんだけど。

この記事を書いた人


henkou_ver


プラーナ

サブカル中二病系。永遠の14歳。大人のお子様。

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