台風がやってくる前の日に新しい歯ブラシを買ったら、突然、頭のなかにアルバムジャケットの映像が飛び込んできた。Ultra Vivid Sceneのデビューアルバム『Ultra Vivid Scene』。それに、YMOの『BGM』。どちらも名盤だ。

 

1988年にリリースされた『Ultra Vivid Scene』。4ADから出されたので、てっきりイギリスのバンドだと思っていた。さっき調べるまで思い込んでいた。NYだったのね。よくあることだ。たぶん、Kurt Ralskeの決して上手くはないボーカルの空気感だとかが英国だと信じ込んでいた原因かな。

あとは、『Ultra Vivid Scene』に収録されていた1曲目の「She Screamed」。シューゲイザーの影響を感じさせたり、シンセの取り入れ方がニューウェーブ風だったり、いろいろ混ざっているあたりもブリティッシュっぽい。動画は「Mercy Seat」。これを聴くと、たしかにサウンドはヴェルヴェット・アンダーグラウンドだな。

 

Ultra Vivid Sceneの名曲といえば、セカンド・アルバム『Joy 1967–1990』に収録されている「Special One」。これが最高。PixiesのKim Dealがゲストボーカルで参加している。動画も、2人で歌っているシーンがメインだ。なぜだか、ほのぼのとした気分にしてくれる。

1981年にリリースされたYMOの『BGM』。発売された当時は衝撃的だった。それまでのYMOは一般的なリスナーとの距離が近かった。それが一気に遠ざかったように感じたんだよね。一言でいえば下世話じゃなくなった。売れるためというよりは、自分たちがつくりたい曲をつくっている。そういう気がした。

アルバムとしては、この次に発売された『テクノデリック』の方が好き。たぶん、YMOのアルバムでいちばん長く聴いた。いわゆる、『テクノデリック』派。「灰色の段階」は日本のミュージックシーンに残る名曲だ。それでも、「CUE」あたりの曲が流れると、良い曲だなと思う。この2枚のアルバムが同じ1981年に発表されたことが奇跡かもしれないけれど。

Ultra Vivid Scene
Ultra Vivid Scene
4ad
2007-07-17





BGM
YELLOW MAGIC ORCHESTRA
ソニー・ミュージックダイレクト
2003-01-22



さてさて、新しい歯ブラシで歯をみがいて、寝るとしよ。

スポンサーリンク