1948年の作品。はじめて観たのはテレビかな、それともレンタルで借りてきたのか、実はいつ頃だったのかも記憶があやしい。『ノートルダムの傴僂男』や『ゾラの生涯』を撮ったウィリアム・ディターレ監督の名作だ。原作はロバート・ネイサンの小説。何度も観ている。



1948年の作品。はじめて観たのはテレビかな、それともレンタルで借りてきたのか、実はいつ頃だったのかも記憶があやしい。『ノートルダムの傴僂男』や『ゾラの生涯』を撮ったウィリアム・ディターレ監督の名作だ。原作はロバート・ネイサンの小説。何度も観ている。

タイムトラベル、タイムスリップ物には弱い。たぶん、筒井康隆「時をかける少女」……最初の刷り込みが強かったせいだ。誰にでもそんな琴線の急所みたいなものはあると思う。小説なら、「リプレイ」(ケン・グリムウッド)、「グリンプス」(ルイス・シャイナー)、「飛ぶ夢をしばらく見ない」(山田 太一)などなど。あとは藤子不二雄の異色短編集に収録されている、いくつかの作品。と、定番中の定番だが、SFの超傑作、ロバート・A・ハインライン「夏への扉」。

ジェニーの肖像 (創元推理文庫)
ロバート・ネイサン
東京創元社
2005-05-23



映画『ジェニーの肖像』で、もっとも印象に残っているのはスケート場でのシーンだ。ラストの嵐の場面でも、肖像画の場面でもない。どうしてか、このシーンが頭から離れない。売れない画家の主人公と少女が出会う場面。太陽をバックに、わざと逆光に撮った少女の姿がまぶたに焼き付いている。

音楽はドビュッシー。モノクロの映像によく合ってる。「亜麻色の髪の乙女」など。ナット・キング・コールが歌う「Portrait of Jennie」も渋い曲だ。実は完全にモノクロではなく、部分的にテクニカラーが使われている。どこかは観ている人は分かることなので伏せておくけれど。

もうひとつ。映画のタイトル「Portrait of Jennie」。このフォントがとてもイイ。何というフォントなのか、以前から気になっている。このフォント。真剣に調べればすぐにわかることなのかもしれないけれど。なぜか、謎のままのほうがいいような気がして、そのままにしている。

あ、また、気になってきた……。

ジェニーの肖像 [DVD]
ジェニファー・ジョーンズ
JVCエンタテインメント
2001-04-21




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