2018 FIFAワールドカップとは、2018年6月14日から7月15日にかけてロシアで開催される予定の、東ヨーロッパでは初開催となる21回目のワールドカップである。




ということで、早くも6回目ですね。

6回目、6位にしてやっとスペインが出てくるというなんとも今のランキング上位が混沌として、いろんな国が台頭してきていることを喜べる人と複雑な人と分かれそうですね。


スペインといえばやっぱりこう、イニエスタがキーマンに成ることが多かった国ですが恐らく今回は違う選手になる、と踏んでその選手の紹介を。




ダビド・シルバ

ダビド・シルバ(David Silva)はスペインのカナリア出身、現在マンチェスターシティに所属している32歳。シティではIHをやっています。

15歳で地元クラブのユースからバレンシアユースに移籍、その後18歳で当時2部だったエイバルにローンで移籍をしそこでプロデビュー。

翌年は昇格組のセルタにローンで武者修行に出て、スタメンに定着しリーグ戦34試合に出場。
06-07シーズン以降はバレンシアに復帰をし、そのまま戻った先でもそのままスタメンに定着します。

また、2006年のW杯後に代表デビューを果たし、好印象だったためそのまま招集され続け、2008年のEUROではセスク、シャビ、イニエスタにシルバを加えた4人でクアトロ・フゴーネスと呼ばれる中盤の組織で試合を支配し続けます。

そして2010年、現所属先のシティへと移籍。
シティでは初年度から今まで欠かせない存在、今のシティを象徴する選手になっています。

プレイヤーとしてのタイプで言えば、スペインのファンタジスタ系選手そのもの、だと思います。
比較されることの多いイニエスタや若い世代で言えばイスコと近いタイプでしょう。


なぜ彼が今回大会スペインのキーマンに成るかと言えば32歳の今全盛期を迎えているから、です。


昨シーズンからシティの監督にペップが就任し、元々持っていた隠れた運動量の多さや守備の厳しさなどが生きるようになりました。

また、他の選手のポジショニングが良くなったことで彼が元々持っていた流動的なポジショニングや、チームに水を運ぶようなボール運び等も全面に出たことが功を奏し、彼のプレースタイルにも磨きかがかっています。

デブライネとコンビを組んでいる今のシティの中盤では彼がゲームのテンポを生み出し、デブライネがダイレクトなプレーで決定機を作ることが多くなっています。
ただ役割を入れ替えることも彼らは簡単にこなす為、中盤の仕事ならなんでも出来る選手になっています。


そして元々スペイン代表では多く点を取っていましたが、シティではミドルがイマイチだったりして、シティサポーターはシルバがミドルを打った時に人間なことを確認して安心したり(?)もしていました。

が、他の選手のポジショニングや流動性が良くなった為、前に出ることも増え得点感覚さえも研ぎ澄まされているのが最近のシルバです。


ゲームも作れ、ボールも運べ、点も取れ、前線からの守備等汚れ役も厭わないまさに完璧な選手に32歳にしてなりつつあるシルバがどれだけ他の選手とかみ合い輝けるか、がスペイン代表の結果を握る大きな鍵になりそうです。


今回はスペイン代表からシルバの紹介でした。

いや、別にシティの選手だから、っていうわけではないんです。
最近イニエスタは怪我が増えたりイスコがイマイチだったりと若干陰りが見えたスペインのゲームメーカーの中で特別輝いているシルバが鍵担ってくるのは間違いない、と思います。


ということで! 
CLの2ndlegもありますし、代表週間の中断前の試合もあるので、シティの試合をみてシルバの動きをチェックしてみるのはいかがでしょうか!


わせい

ついったー

 

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