ぷらすです。
SF映画の中でも比較的安価で制作できるタイムトラベル&タイムリープ映画は(日本を含め)世界中で作られています。今回は、そんなタイムトラベル&タイムリープを扱った映画から個人的にオススメの映画5本をご紹介しますよー!

タイムトラベルとタイムリープの違い


映画の紹介をする前に、タイムトラベルとタイムリープに違いについて、ざっくり説明したいと思います。
「タイムトラベル」は名前の通り「時間旅行」の事で、例えばドラえもんみたいにタイムマシンなどを使って“肉体ごと”過去や未来に移動することで、対して「タイムリープ」は日本語だと「時間跳躍」のこと。
タイムトラベルとの違いは、意識だけが時空を移動して過去や未来の自分の身体にその意識が乗り移るという意味で使い分けられているみたいです。
ちなみにタイムリープは和製英語で、筒井康隆の小説「時をかける少女」で登場した造語なんだそうですよ。

タイムパラドックスについて


タイムトラベルを扱う物語で、度々登場して物語を盛り上げるのがタイムパラドックスです。タイムトラベルで生じる矛盾や変化のことですね。
例えば、タイムトラベルで過去や未来に行ったとき、自分自身と対面したらどうなるのか? とか、過去に戻って自分の親をを殺したとき、自分はどうなるのか? とか。
タイムトラベルを扱った作品では、このタイムパラドックスを如何に上手く使うのかが作品の面白さを左右すると言っても過言ではないんですよねー。

という事を踏まえて、いよいよ作品のご紹介ですよー(´∀`)ノ


時をかける少女 (1983年)




細田監督のアニメ版でも仲里依紗版でもなく、1983年公開の大林宣彦監督、原田知世主演の角川映画ですよ。
ストーリーは今更説明するまでもないと思いますが、乱暴に言えばタイムリープ能力を得てしまった少女と未来からやってきた少年の恋愛を描いた青春映画です。

公開時は、当時角川映画のトップヒロインだった薬師丸ひろ子主演の「探偵物語」の同時上映作品でしたが、公開前のテレビCMなどで映った原田知世の姿は大反響を呼び、この1作で彼女はトップアイドルに上り詰めたんですよね。


ファイナル・カウントダウン(1980年)




今から38年前の映画で、米原子力空母が第2次世界大戦の時代にタイムスリップするという映画です。邦画だと「戦国自衛隊」や「クレヨンしんちゃん~嵐を呼ぶ アッパレ! 戦国大合戦」と同じプロットの作品ですね。

で、日本海軍と戦うと歴史を変えてしまうことになるので、どうすればいいのか――という、タイムパラドックスを扱った映画で、オチでもタイムパラドックスを扱った作品だったと思います。(うろ覚え)
僕が初めて観た、本格的にタイムパラドックスを扱った作品だったと思います。


バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年)




もはや説明不要のタイムトラベル映画最大のヒット作ではないでしょうか。
3部作で、1作目は過去へ、2作目は未来へ、3作目で再び過去へ。
主人公マーティーがドクの作った自動車型タイムマシン「デロリアン」でタイムトラベルをする、ドラえもん的SFコメディー映画です。

タイムパラドックスを上手く使ってドタバタに繋げるところが非常に上手い作品で、特に1作目は良く出来ているんですよねー!

大人から子供まで、誰でも楽しめる作品ですよー(´∀`)ノ


プライマー(2004年)




自宅のガレージでタイムマシンを作った二人の男が織り成すSFサスペンス映画です。
この作品は、タイムパラドックスを使ったガチのSF映画なんですが、ガチすぎて1回観ただけでは内容が理解できない複雑な内容なんですよねー。

なので、好き嫌いは分かれそうな作品ですが、本格SFが好きな人なら楽しめる作品なんじゃないかと思いますねー。

プリデスティネーション(2014年)




イーサン・ホーク主演のSFサスペンス映画です。
時間と場所を自由に移動できる時空警察のエージェントが、神出鬼没の連続爆弾魔フィズル・ボマーの凶行を阻止すべく1970年にタイムトラベルするという物語。

この映画でもタイムパラドックスを効果的に使って「あっ!」と驚く結末に向かう物語で、結構ガチなSF映画アクションですが、「プライマー」よりはずっと取っ付きやすいし面白いんじゃないかと思いますねー。

映像的な事を言うと、タイムトラベルでパッと消えちゃう感じなんですが、消えたあとの映像的処理が超カッコイイし、イーサン・ホークがカッコイイんですよねー。(´∀`)

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以上、「タイムトラベル&タイムリープ映画5選」でしたー!
SFというと苦手意識のある人は構えてしまうかもですが、ほかのジャンル同様に面白い作品は沢山あるので、取り敢えず気になる映画から気軽に観てみると、パズル的面白さに案外ハマってしまうかもしれませんよ。

ここで紹介した作品はどれもオススメなので、興味のある方は是非ー(´∀`)ノ


この記事を書いた人 青空ぷらす

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