ふだんはあまり邦楽(この言い方、好みじゃないけど)は聞かない。昔からずっとそうだった。それでも、2017年に「これは!」と唸るようなフューチャリングやコラボした楽曲があった。カッコイイものはカッコイイ。ということで、我ながらベタな4曲をピックアップしてみる。

MONDO GROSSO - ラビリンス



イントロから大沢伸一だ。JP-8000っぽい音色にフィルターかけたループって流行したよね。四つ打ちのバスドラなんかもわかりやすいぐらいのタイミングだ。シャッフルしまくってるクローズドのハイハット。変わらないことは素敵だ。ボーカルは満島ひかり。味のある歌声が全開している。MVのロケ地が香港の鰂魚涌(Quarry Bay)なのも◎。

宇多田ヒカル - 二時間だけのバカンス featuring 椎名林檎



ケチのつけようがないお二人。お互いの魅力を消していないのは奇跡だよ。現在の女性ボーカリスト界(日本)の天辺にいる宇多田ヒカルと椎名林檎。これは反則のコンビだわ。これまで、椎名林檎が絡んだ曲では、「僕らの音楽 Our Music」で向井秀徳とコラボした「KIMOCHI」が最強だと思っていたんだけど、それに匹敵するよね。

DAOKO × 岡村靖幸 - 「ステップアップLOVE」



少しだけ、いつもの岡村靖幸節が抑え気味かもしれない。全体的にあっさりしているのかな。以前、Base Ball Bearの小出祐介と絡んだ「愛はおしゃれじゃない」とくらべてね。しかし、岡村ちゃんは老いない。落ち着きがないというかなんというか。誰とやっても岡村ワールドに引きずり込んで共演者を抹殺してしまう。DAOKO、健闘してるよね。

小沢健二 featuring スチャダラパー - 今夜はブギー・バック(nice vocal)



え?2017年の曲じゃない??年末の「Mステ」(ミュージックステーション スーパーライブ2017)で共演していたからOK。ラップといえばアドレナリン全開でイケイケっぽい曲が全盛時にダウナー系のアレンジをしてしまったこの曲はスゴイ。2018年早々に映画「リバース・エッジ」で主題歌をやるらしい。岡崎京子にオザケンって、ホントに今、2018年なのかって思ってしまうよ。

LIFE
小沢健二
EMIミュージック・ジャパン
1994-08-31


こうやって並べてみると、歌が上手いとかヘタだとか、そんな基準がどこにあるだとか、そんなことを考えている自分がいたりする。良い曲と良いアーティストなんて陳腐な表現はどうでもいい。心惹かれる音楽はその人にしか出せない生き様みたいなものを感じるんだよね。きっと、そこにはカラオケの採点システムでは表せないアナログがある。


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yosh.ash

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