「しろくまちゃんのほっとけーき」 こぐま社 わかやま けん著

 第1頁目には、「わたし ほっとけーき つくるのよ」と書いてあります。
 ホットケーキ! なつかしい!
 いまはホットケーキのもとがあるので、簡単に作れますが、昭和のわたしの子供のころは、そんな便利なモノはありませんでしたから、ぜんぶ手作りでした。
 粉と液が混ざらなくて、ダマになったりしてね。
 その後「ダマにならない」という宣伝とともに、ホットケーキ・ミックスが登場。
 またたくまに、それを使った料理が、作られるようになりました。
 アメリカン・ホットドッグなんか、そのひとつですね。

 

 さまざまな料理はありますが、
 今回は、料理するたのしさを知ってもらおう、という趣旨の絵本なので、
 作るのが簡単なホットケーキから参ります。

 まずは、器材から用意します。
 フライパン、ボール、大きなお皿。
 おや? フライパン返しはないのかな?
 左側に、しろくまちゃんが、興味深げに器材を眺めています。
 冷蔵庫と、その上には花、
 お母さんらしきしろくま、
 フライパン返しなど、文字にされていないものがそばに描かれています。

 
 

 冷蔵庫の上の花は、なんという花なのかは不明です。
 たいした問題ではないのですけれど、なかなか趣があります。
 
 つぎのページで、主人公のしろくまちゃんは、たまごをぽとん。
 あっ われちゃった。
 ありがちな失敗、してます。
 思わず笑っちゃいました。
 この家の冷蔵庫のなかには、ビール瓶(?)が3つ、入っています。
 おかーさんが、よく飲むのか。
 おとーさんが飲むのか。
 作者が好きなのかは不明です。 
  ほかの冷蔵庫のなかみは、正体不明のものがいくつか。
 しろくまが、好きなものはなさそうです。
 少なくともアザラシの肉は、なかったようです(笑)


 



 さて、準備ができたところで、調理が始まります。
 たまごをわって、牛乳いれて、よくかき混ぜる。
 お母さんしろくまが、ボールのなかにたまごを二つばかり、割り入れています。
 そばでしろくまちゃんが、たまごを差し出してます。
 その隣に、なぜか小瓶がふたつ。
 これって、塩・胡椒の小瓶?
 ホットケーキに?
 台所用品だからって言っても、混乱しそうです。


  

 つぎのページをめくると、しろくまちゃんが、ホットケーキの下準備。
 今回は、どうやらホットケーキのもとは使わないもよう。
 すこしばかり、ハードル高めです。
 あたりを粉だらけにして、「だれか ぼーるを おさえてて」
 悲鳴をあげたりして、なんだか一緒に作ってる気がしてきます。

 そして、いよいよ焼き初め。
 絵本ですから、どうやったら完成まで近づくのか、具体的に絵が描いてあって、非常にわかりやすくなってます。

   そんなこんなでホッとケーキができあがっていく、というだけのこの絵本ですが、女の子だけでなく、男の子にも見せてあげたらいいな、と思う作りになっていました。
 しろくまちゃんが、最後に見せた友情が、すてきです。

 あすにゃん
  猫とお菓子と広島がすきです!
 漫画家の たらさわ みちさんと 仲良しです。
 
 

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