ぷらすです。
10月27日に続編『ブレードランナー2049』が公開される伝説のSF映画『ブレードランナー



しかしオリジナル公開の1982年から35年ぶりの続編ということで、そもそも『ブレードランナー』を観たことがない人や、内容をうろ覚えな人も多いハズ。(僕もその一人ですが)
そこで、今回は映画『ブレードランナー』を復習する意味で、ざっくり内容や設定、何がそんなに凄かったのかを、書いていきたいと思いますよー!(´∀`)ノ

そもそも『ブレードランナー』って何なのさ


映画『ブレードランナー』は、フィリップ・K・ディックのSF小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』を原作に、「エイリアン」シリーズや「オデッセイ」など数々の作品を手がけてきた巨匠リドリー・スコットが監督したSF映画です。




2019年、環境破壊により人類の大半は宇宙に移住し、残った人々は人口過密の高層ビル群が立ち並ぶ大都市での生活を強いられている地球のロスアンゼルが舞台。
人類は遺伝子工学によりタイレル社が開発した人造人間『レプリカント』を宇宙開拓の前線に送り、危険で過酷な奴隷労働に従事させていたのです。

しかし、レプリカントには製造から数年経つと感情が芽生え、人間に反旗を翻す事件が多発。
開発したタイレル社は安全装置として、寿命を4年に設定していますが、それでも人間に反旗を翻したり、逃亡し人間社会に紛れこもうとするレプリカントは後を絶たず、そんなレプリカントたちを『解任』する“ハンター”が専任捜査官ブレードランナーなんですね。

ストーリー(ネタバレ)


タイレル社が開発した最新型レプリカント「ネクサス6型」の一団が人間を殺害し脱走、シャトルを奪い密かに地球に帰還します。タイレル社に押し入って身分を書き換えブレードランナーを殺害して潜伏したレプリカントの男女4名(バッティ、リオン、ゾーラ、プリス)を見つけ出すため、退職していたリック・デッカード(ハリソンフォード)が呼び戻されるところから物語はスタートします。

デッカードは情報を得るためレプリカントの開発者であるタイレル博士と面会し、彼の秘書レイチェルもレプリカントであることを見抜きます。
レイチェルは、タイレル博士がレプリカントの脳に自分の姪(レイチェル)の記憶を植え付け人間だと信じ込ませていたんですね。
アイデンティティーを失ったレイチェルはタイレル社を飛び出してしまいます。

一方、潜伏中のレプリカントを次々と処分し最後の1人、レプリカントのリーダーであるバッティと激しい死闘を繰り広げるデッカードは追い詰められ死を覚悟しますが、自らの寿命が尽きるのを悟ったバッティはデッカードの命を救いやがて動かなくなったのです。

バッティたちの目的は、タイレル博士に会って寿命を延ばしてもらうことでしたが技術的にそれは叶わず、絶望してもなおバッティは死に直面する人間を見殺しにすることができなかったんですね。

そんなバッティと対峙し救われたデッカードは、同じ運命を持つレイチェルを連れて逃避行へと旅立つ。というのが本作のストーリーです。

何がそんなに凄いの?


こうして物語だけを追うと、よくあるストーリーや設定という気がするし、何故「SF映画の金字塔」と呼ばれ、今尚多くのファンがいるのか分からない人も多いと思います。
しかし、この「よくあるストーリー」や設定の原型とも言えるのが、本作『ブレードランナー』なんですね。

本作は「サイバーパンク」と呼ばれるジャンルのSFで、科学技術の発展によってユートピア化された未来ではなく、環境破壊や人口過密などによってある種ディストピア化した未来が描かれています。
また、西洋とアジアの文化が入り混じった雑多な世界感のビジュアルは、多くの映画・アニメ作品に多大な影響を与えているんですね。

日本で言えば、士郎正宗原作「攻殻機動隊」や大友克洋原作の「AKIRA」などが特に有名ですが、他にも近未来SF作品で『ブレードランナー』の影響を受けていない作品はないと言っても過言ではありません。(直接or間接的に本作の世界感の影響を受けてる)

ちなみに、作品の象徴でもある日本語で書かれた看板やネオンサインが並び、国籍不明の人々が行き交う未来都市の街頭は、監督のリドリー・スコットが東京を訪れた際に見た、煌びやかな夜の新宿・歌舞伎町のイメージを参考にしたらしいですよ。

ブレードランナー2049




そして10月27日公開の続編『ブレードランナー 2049』は、本作から30年後の世界の物語。
主人公を演じるのは「ドライヴ」や「ラ・ラ・ランド」のライアン・ゴズリング。
監督は「ボーダーライン」や「メッセージ」などを監督し、映画ファンの評価も高いドゥニ・ヴィルヌーヴです。

予告編を見ると、前作の主人公デッカードを演じたハリソン・フォードも登場するみたいで、どんな映画になるのか楽しみですねー。

また、新作公開に向けたキャンペーンの一環として、『ブレードランナー』から『~2049』までの空白の30年を描いた3本の短編を、YouTubeなどで観ることが出来ます。


『ブレードランナー2049』へ至る、空白の30年間。2022年に起きた大停電<ブラックアウト 2022>とは?


デッカードが恋人の女性レプリカント《人造人間》と共に姿を消してから17 年後、2036 年の世界。そこでは、レプリカントの新たな創造主となる科学者ウォレス(ジャレッド・レト)が、<巨大な陰謀>を目論んでいた。


リドリー・スコットの息子ルーク・スコットが監督を務めた、新作の1年前の物語。

恐らく、『~2049』だけ観ても差し支えないようには作られていると思いますが、予習として本作『ブレードランナー』を観ておけば、より深く作品の背景や世界感を楽しめるんじゃないかと思います。

興味のある方は是非!!


この記事を書いた人 青空ぷらす

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