ラルク語り最終回。なんだけども、どうにも文句が多くなってしまいました。うーん。なんだかんだでラルクからは離れられないんだけど。


・世界的なラルク。復活第2弾『AWAKE』

AWAKE
L’Arc~en~Ciel
KRE
2005-06-22

 
リリースラッシュは翌年の2005年にまで続き、'90年代後半を彷彿とさせるヒット曲連発の最中でのアルバムでのテーマは「反戦」です。ふむ。現実世界に降り立ったラルクの次の指標としては非常に納得が行く。悲しいかな、世のどこかでは戦争が行われている。2001年に起きたアメリカの同時多発テロ以降、他人事とは言っていられなくなった。

2000年代、そういった世界平和をテーマにするバンドは増えましたが(ラルクより4
年ほど早く、GLAYの『ONE LOVE』というアルバムがそうでした)、ラルクもそう来たかあ・・・と。『SMILE』よりも全体的にヘヴィで野郎くさい作風になったのだけども、実は映画『鋼の錬金術師』劇場版の主題歌だった『LOST HEAVEN』ばかり聴いていて他の曲に大した思い入れがない。『AS ONE』とかカッコイイけど。あと、このアルバムのジャケットは好きです。ここからですかね、hydeさ
んのドレッドヘアがお馴染みになったのは。hydeさんが髪を巻き始めると近いうちにラルクに何かの動きがあるというサイン、というのが最近のVAMPSファンでの常識らしいです。バンギャの知り合いに聞きました。


・2000年代版ラルク流ポップ。キャッチーな『KISS』

KISS
L'Arc~en~Ciel
KRE(SME)(M)
2007-11-21


スマイルと反戦の次は「キッス」と来たか。おそらくは内容的には、恋愛的なKISSというよりもWe are  the world的なKISSかと。

作風としては、だいぶポップでキャッチーで。『ark』の2000年代版という趣。シングル曲はいずれも濃ゆいのにアルバム曲がいまいち印象に残らない点まで追随してしまっているような・・・。ということで、実は『AWAKE』以上に自分の中での存在感が薄くて・・・あんまり好きじゃない。先行シングルとしてミュージックステーションで披露されていた『SEVENTH HEAVEN 』は痺れたのになあ。期待していただけに余計にがっかり感。うーん。


・4年半ぶりの・・・シングル集。現時点での最新作『BUTTERFLY』



そして、次のアルバムまでは約4年半の間隔ができてしまい、今度は解散疑惑こそ出なくなったものの、数年に一度だけ活動する「オリンピックバンド」と呼ばれるように。それでも以前のように完全に休止していたわけではなく、シングルはちょいちょい出していて・・・、で、・・・。その4年半のうちに出したシングルを全部まるごと突っ込んじゃった。結果、アルバム曲は4曲(うち、『Bye Bye』はかなり前からライブ前から披露されていたので、純粋な新曲は3曲のみ)。4年半ぶりのオリジナルアルバムとしては寂しい。

冒頭の新しめのシングル『CHASE』と『XXX』がアルバム曲だったらもう少し評価も違っていたかもしれませんが。なにせ先にシングルを切りすぎ。

疾走感あふれる『CHASE』は、前回おすすめした『THE GHOST IN MY ROOM』を目一杯キャッチーにしたような曲(Aメロがかなり似ている)。『XXX』はR&Bっぽいテイストをロックサウンドに持ち込んだ新境地。オシャレでヘヴィ。このアルバムの中で最も自分が感銘を受けたのがこれ。活動が停滞しても、こういう妖艶な風変わりな曲でも10万枚以上を売り上げるんだから、ラルオタはやめられない。

ただ・・・。

2008年のシングル『NEXUS 4』は、前作『KISS』の頃にあった曲。その両A面曲だった『SHINE』は3作前の『SMILE』の頃にあった曲なので、新しめのシングル曲との作風の乖離が見えてしまっていて、それが余計にオリジナルアルバムとしての機能を壊してしまっているのかも。

収録時間が50分を切るくらいのコンパクトな内容なので、せめてあと2曲くらい新曲が欲しかった。でもラルクのアルバムって、基本的にはレコード時代と同じく全10曲で構想を立てるらしいのでそれは厳しいのか。でも・・・なあ。


ちなみに、『BUTTERFLY』の前に、ベストアルバムが2枚リリースされていますが・・・。





2010年の『QUADRINITY』はメンバー監修のベストですが、はっきりいって通向け。




2011年の『TWENITY』は、前年に『QUARDRINTY』を出したのに、2年連続でベストを出すの?と一部で物議を醸したという作品。確かにバンド結成20周年ではあったけど・・・。年代別に3枚に分かれているのも・・・。ただ、こちらはメンバー公認のベスト(だからこそ物議を醸したのかと)。シングル曲、全カップリングオリジナル曲を網羅していた『The Best of L'Arc~en~Ciel』と違って、今回はいくつか飛ばされています。ぶっちゃけ、最近(『READY STEADY GO』以降)の曲を知りたいならオリジナルアルバムの方が結果的に満足できると思います。4枚しかないし。

現時点で最新のオリジナルアルバム『BUTTERFLY』からもう5年半が経ちました。その後のシングルとしては『EVERLASTING』『Wings Flap』『Don't be afraid』。次のオリジナルアルバムはどうなるのか?

この記事を書いた人


プラーナ

henkou_ver

サブカル中二病系。永遠の14歳。大人のお子様。 

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