再びラルク語りです。2001年末に活動休止し、2004年に活動再開。約2年半。いま思えばもう物凄く長いブランクではないのですが、当時はめちゃくちゃ長く感じました。

それに前後して、ベストアルバムが2作リリースされました。


・初のベストアルバム。ちょい聴き専用。『Clicked 13 Singles』



世界の8ヶ国で楽曲の人気投票を行い、その上位12曲を収録。あと未発表曲『Anemone』も。まあこの未発表曲については・・・ふつうのバラードという以上の感想が個人的にはないです・・・。日本国内と海外での人気楽曲は違うらしく(海外では『Pieces』の人気が高い)、国によって収録曲が微妙に違うそうですが、基本的には売れまくっていた'90年代後半のラルク曲集。たまにコンビニで見かける懐かしアーティストのベストヒット集とかEXILEのミュージックカードみたいな感覚で、車などで気軽に聴けるという面では最高かも。ただ、ざっくりじゃなくて今までの歴史の全貌を知りたいの!という自分みたいなオタクにはおすすめない。


・オタク向け。といっても単なるベタなベストアルバム。『The Best of L'Arc~en~Ciel』





上記の『Clicked 13 Singles』のような厳選ではなく、2001年までのすべてのシングル曲を網羅し、主要なアルバム曲も何点か。2枚組ではなく分かれていることや、メンバーが知らない間に出ていたという件については・・・大人の事情でしょうな。今までの全貌を知りたいの!という人にはこれがおすすめか?と言えば、別にこれもおすすめない(オタクなら全部を聴け)。ただ、もう1枚は素晴らしい。


・これだけは押さえろ!カップリング集『The Best of L'Arc~en~Ciel c/w』




今となっては入手困難な8cmシングル時代のカップリングがすべて網羅されています。更にその時代のカップリングがまた名曲だらけなのですよ。特に疾走感と焦燥感あふれるポップチューン『Brilliant Years』、タイトルを裏切るように荒々しいチューン『I'm So Happy』、ヘヴィなギターリフにhydeさんの妖艶なファルセットが乗っかる『THE GHOST IN MY ROOM』はいずれも一度は聴いてみるべき。特に『THE GHOST~』はいやらしいkenさんのフレーズが炸裂してカッコイイぞ。

これは完全に自分の妄想ですが、CDが売れなくて配信音源がこれだけ発達して、曲を単体で購入できたりシャッフル再生できるのが当たり前になってきたので、シングルのカップリング曲という概念は近いうちに消えるのではないか?と思っています。ラルクに関してはもう15年くらい前から消えているに近いけど・・・。


・2年半ぶりの復活。

2001年末から活動休止していたラルクですが、2004年が始まると同時に新曲『READY STEADY GO』が、大人気アニメのハガレンこと『鋼の錬金術師』のオープニングテーマとなりました。



当時このアニメを毎週にわたって視ていたのですが、久々のラルクということと、アニメの内容に合った疾走感あふれる曲であることに感激していました(その前のオープニングだったポルノグラフィティの『メリッサ』は、曲自体は良いのだけどハガレンの世界観には全く合っていなかった)。

・各人の「顔」が詰まったアルバム・・・のはずだけどなんか足りない。復帰作『SMILE』

SMILE
L’Arc~en~Ciel
キューンミュージック
2004-03-31


コミカルな顔ジャケットからして、なんだかそれまでのラルクにはなかったような感触。歌詞カード内では、このコミカル顔が描かれた紙袋を頭からかぶったスーツ姿の4人が。なんやどないしてん。

そもそもラルクが「スマイル」とか言い出した・・・?どちらかというと、笑うことを知らないからどうしていいかわからない綾波レイ的な心象風景こそがラルクでは?とか勝手に思っていたのですが、いやしかしメジャーデビューから10年。しかも前作『REAL』で、幻想の地から現世へと降り立ったのです。世の中と戦わなくちゃ。そのためには、最初は難しいかもしれないけど・・・スマイルを・・・なのかどうかはよくわかりません。

作風的には、2年間の各自のソロ活動のまとめのような感じで、めちゃくちゃ各人の趣味嗜好がわかりやすくなっています。kenさん曲の『接吻』『Coming Closer』は美メロに酔い痴れられ、tetsuさん作曲の『READY STEADY GO』『Time goes on』はキャッチーで一緒に歌いたくなり(『瞳の住人』は無理)、yukihiroさんの『REVELATION』はいつもどおりなインダストリアル系。・・・ん?hydeさんは?

『永遠』という曲がhydeさんの曲ですが、3日で大急ぎで作ったそうです。うーん。

Spirit dreams inside
Sony Music Labels Inc.
2014-09-17


2年半前のシングル曲『Spirits dreams inside』が最後にボーナストラック的に収録されていますが、・・・うーん。浮いているので、シングル単体で良かったと思う。

ともあれ、当時はニュースなどで解散疑惑も囁かれていただけに、それが吹っ切れただけでもとても嬉しかった憶えがあります。それ以降も定期的に囁かれていますが、アレです。いいとも打ち切り疑惑みたいに言っているうちに本当にそうなってしまう可能性もなくはないですけど・・・、SMAPが解散するとか安室ちゃんが引退するとか全く思っていなかったけど、未来の現実は未来になってから。今は今を楽しみましょう。

でももちろん願いとしては、10年後のラルクとか20年後のラルクとかも見たい。

この記事を書いた人


プラーナ

henkou_ver

サブカル中二病系。永遠の14歳。大人のお子様。 

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