ぷらすです。
僕ら日本人は「マンガといえば日本」というイメージが強いですが、例えばマンガの神様 手塚治虫先生がディズニーに強い影響を受けたように、海外のマンガに影響を受けている漫画家は以外に多かったりします。
今回は、そんな海外のマンガ事情についてザックリご紹介しようと思いますよー!



アメコミ



前回、アメコミ映画の記事でご紹介したように、アメコミ(アメリカンコミック)はDCコミックとマーベル・コミックという二大メジャー出版社と、インディペンデンス系の出版社があって、DC&マーベルではヒーローコミックがメイン、それ以外の出版社ではヒーローものに限らず、様々なジャンルのコミックが発刊されています。

マンガの書き方や出版方法も日本とは違い、作品の方は下絵を描くペンシラー、ペンを入れるインカー、彩色を行うカラーリスト、文字を書き込むレタラーの分業チーム制。
作品ごとに32ページ(22ページ前後のマンガ+広告+読者欄)の薄い月刊誌がドラッグストアなどで売られ(英語ではコミックブック、日本ではリーフ)、そんなリーフをエピソードごとにまとめて、トレード・ペーパーバック(日本で言う単行本)として、コミック専門店や本屋などで販売されるようです。
また、作品やキャラクターの著作権は基本的に出版社にあるので、「アベンジャーズ」のような別のコミックのキャラが共演するクロスフェード作品も可能になるんですね。

ちなみに「アメコミ」と言ってもアーティストは現在世界中にいて、日本でもアメコミのアーティストはいるそうです。

そんなアメコミに強い影響を受けた日本人漫画家で有名なのは「ZETMEN」の桂正和さんですが、他にも「トライガン」の内藤泰弘さん、「るろ剣」の和月伸宏さんなど、大小問わずアメコミに影響を受けた作家さんは多いようです。

バンド・デシネ(バンデシネ、B・D)・グラフィックノベル


一方、「AKIRA」の大友克洋さんや「ピンポン」の松本大洋さん、「JOJO」シリーズの荒木飛呂彦さん、ジブリの宮崎駿さんなどなど、日本でも多くのマンガ家が影響を受けたのが、ベルギー・フランスを中心とした地域のマンガ「バンド・デシネ」通称B・D(ベデ)です。
「タンタンの冒険」などが有名で、エンキ・ビラルやメビウスなど有名作家もB・Dで活躍。また、カルトな人気を誇る映画監督アレハンドロ・ホドロフスキーもB・Dの原作をしてたりします。

19世紀にはその源流となるコマ漫画形式の作品が発表されているなどその歴史は長く、ストーリーよりも絵の完成度やクオリティーを重視する傾向があったようですが、21世紀に入ると、日本の漫画に影響を受けたフランス語オリジナルの日本風B・Dが登場し、これはマンフラ (manfra) あるいはフランガ (franga) と呼ばれているそうですね。
また、英語圏の大人向きコミック「グラフィック・ノベル」とも、強く影響し合っているようです。

B・Dはアメコミのように完全分業制ではなく、一人の作家が原作・作画を担当したり、原作と作画のアーティストがコンビを組んだりと、日本のマンガに近い体制で製作されているようです。
ただ、日本のマンガと違ってシリーズ作品の場合でも大体1年に1冊、作品によっては1つの作品を完成させるのに5年以上かける作家さんもいるのだとか。
「マンガ」というより「アート作品」としての意味合いが強いようですね。

もちろん、それ以外の国々、例えばイタリアの「フーメット」、スペインの「テベオ」や「ヒストリエタ」、韓国の「マンファ」、中国の「マンホア」などなど、世界中にマンガはあって、レベルもどんどん上がっているようですし、コミックアーティストは国の枠を超えて世界中で活躍しているんだとか。

海外のマンガの翻訳版は値段は高いですが、オールカラーで絵も素晴らしいものが多いし、実際の歴史的事件を絡めたり、様々な問題を物語やキャラクターに置き換えて寓話的に語る社会派な作品も多いので読み応えもあったりします。(そういう僕もそれほど読んでるわけではないし、読むのに慣れも必要ですが)

もちろん日本のマンガも面白いですが、機会があれば海外のマンガも読んでみると、新たな世界が広がるかもしれませんね。
ではではー(´∀`)ノ

この記事を書いた人 青空ぷらす

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