ぼくのニセモノをつくるには
ヨシタケ シンスケ
ブロンズ新社
2014-09-20


      今回は、「ぼくのニセモノをつくるには」ブロンズ新社 ヨシタケシンスケの絵本です。
 この人の絵は、アニメ絵というよりはスケッチに近いので、だれでも書けそうですが、
 とんでもない! 中身はびっくり仰天の連続です。

 しゅくだいにおてつだいにへやのそうじ
 げんなりしていた「ぼく」は、ニセモノを作ってそいつに全部やってもらおう!
 と決意します。

 で、店にいってお手伝いロボットを購入。
 自分のニセモノ作戦を打ち明けると、ロボットは、
「あなたのことを 詳しく知らないと ニセモノにはなれない」
 なんて言い出すんですね。

 そこで、「ぼく」は、自分のことをいろいろ洗い出していきます。
 好きなこと・嫌いなことがある。過去からつながっている。
 たくさんのご先祖様がいたりします。
 
   普段は見過ごしていますが、深く考えていくと、
 知っているようで、自分のことをあまり知らなかったりする。
 まして他人は、知っているとは限らない。
 一面だけ見て決めつけないようにしなくては……。
 とまで考えさせられてしまったものでした。

 たかが絵本、たかが児童書と侮ってはいけません。
 子どもは大人を映す鏡。
 子どもの視点に立つことは、簡単なようでむずかしいな、ということを、絵本を見るたびに実感します。

  
   著者:あすにゃん
   猫とお菓子と広島がすきです!
   漫画家の たらさわ みちさんと 仲良しです。


スポンサーリンク