フットボールにおける移籍とは、各リーグの時期は若干の前後はあるものの主に夏は7月1日から8月31日、冬は1月1日から1月31日までのチームの所属するリーグを運営する協会側に選手の登録が認められる期間内に行われる、チーム間での選手と金銭のやり取りのことを指す。 






ということでこの記事もすでにその5に、プレミアリーグに関してはだいぶ進んできた気がします。 
一応ビッグ6を触れ終えたら他のリーグの話もしようと思っています。

ということで今回の一人目は残念ながら動画がありませんが、ユナイテッドから。

一人目はネマニャ・マティッチです。
 

現在29歳、旧ユーゴスラビア出身のセルビア国籍、セルビア代表の中盤の低い位置を主戦場とするアンカーの選手です。 

チェルシーから獲得した彼ですが、初めてプレミアにきたのは2009年にチェルシーが獲得した時でした。その後ローンに出されたり、チェルシーがダビド・ルイスを獲得するための取引材料としてベンフィカにトレードで送られたりしましたが、2014年にチェルシーに復帰。

その後モウリーニョ政権下のチェルシーで潰し屋として、そしてまさにアンカーという配球役として活躍していました。

ですが昨シーズン、監督がコンテに変わり、15-16シーズンにレスターで活躍したカンテがチェルシーに来たことで粗が目立つようになりサポーターからの批判を受けることが増えました。

カンテが非常に運動量が多く、レスター時代よりも前でプレーする機会を増やしたことで後ろ目のポジションにいることが多くなりました。3バックの中にダビド・ルイスがいるため配球はルイスが担うことも多くなりました。

その結果パス回しの中で浮く、そして守備時にはカンテの方が潰しが早い、という本来の仕事をすることができなくなり、仕事をした時のパフォーマンスも明確に低下していきました。

そしてこの夏、コンテはモナコのバカヨコを熱望し、獲得。
そしてマティッチ本人も自分とうまくいっていたモウリーニョのいるユナイテッドへの移籍を希望し今回その移籍が実現しました。

現モウリーニョ政権下のユナイテッドは非常にフィジカル的に強く、そこにマティッチが加入することは脅威を増すことになるでしょう。また、ポグバの守備的な役割が減ること、楔のパスを通せるプレイヤーが増えることでさらに屈強なチームになることが予想されます。 


この移籍にかかった移籍金は4000万ポンド、約58億円と報道されています。ユナイテッドにとってはその価値がある、非常に確実な補強だと思います。


二人目はアーセナルが獲得した、アレクサンドル・ラカゼット。


 


ここ数年、チームがまともに補強しないことを嘆くアーセナルサポーターが夏の風物詩となりつつありましたが、ついに大きい補強をアーセナルがしました。

ラカゼットは現在26歳のフランス人のストライカーです。

オリンピック・リヨンの下部組織で育ち、2010年にトップチームデビュー、14-15シーズンには27得点でリーグアンの得点王を獲得し、リヨンでも、リーグアンでも100得点以上を記録しています。

ここ数年ずっとビッグクラブへの移籍の噂はありましたが、中々実現しませんでした。
リーグアンでは活躍できても4大リーグで活躍できるという保証はないため、まずは4大リーグで活躍した選手から目が向いていくのは当然のことだと思います。

また、強い関心を示しているという噂が出ていたのがリバプール、アトレティコ、アーセナル、レアルあたりのクラブでした。

その中で、リバプールは中々補強に大金を割くことがなく、レアルの選手にしては華がないという話に。そして一番有望だと言われいたアトレティコは補強禁止処分中のため、この夏の移籍はなしに。
そしてこのタイミングで上手く獲得したのがアーセナルでした。
 
アーセナルは中央で戦うストライカーをずっと探しており、ジルーでは中々アーセナルらしいパス回しに加わることが難しいためもっと器用な選手を狙っていました。

そこに、トップ下もでき、スピードもあり、ドリブルで相手を抜き去っていくプレーもできるラカゼットが加入することで攻撃力にブーストがかかることが期待されています。

この移籍にかかった移籍金は4650万ポンド、約68億円。過去にエジルをレアルから獲得した時を超えるクラブ最高額での獲得となりました。



と、いうことで今回はユナイテッドとアーセナルまで触れました。

これでだいぶプレミアは進んだ気もするのでそろそろ他のリーグにも触れていこうかな、と思っています。

各リーグが開幕して、新戦力の顔見せも進んでいる今日この頃、気になる選手を見つけるためにいろんなチームを見るのはいかがでしょうか!

わせい

ついったー
 

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