猛暑の候、貴殿におかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げま・・・文章が堅いですね。やあみんな!永遠の14歳こと中二病ヴィジュアル系キモオタのプラーナだよ、元気?・・・今度はちょっと距離が近すぎますね。自我が崩壊してしまいそうなこの暑さですが、個人的には夏の雰囲気はわりと好きでして、夏になると聴きたくなるようなCD、なんてのが何枚かありまして。今回はそれを紹介します。

・ブレイク前夜ギリギリの中性的な魅力。L'Arc~en~Ciel『heavenly』

heavenly
Ki/oon Music Inc.
2014-04-01



本格的にラルクの知名度が上がるのはこの翌年のアルバム『True』からなので、この『heavenly』はブレイク前夜の作品。今でこそ海賊のような衣装にドレッドヘアのスタイルが象徴的なボーカルのhydeさんですが、かつては髪を肩まで伸ばし肌も白くまだ当時は珍しかったカラコンも付けていたので、まるで西欧の女性のような姿でした。まだギリギリで中性的なhydeさんが楽しめる。

やたらと陽気で可愛らしい『C'est La Vie』はそんな時期だからこそ出せたのかも。VAMPSとか2000年代以降のラルクしか知らない人がこれ聴いたら「・・・誰やねん」ってなりそう。後にシングルカットされた同名曲の原型『夏の憂鬱』、終始ずっと気怠い『静かの海で』など、夏ど真ん中!というよりは夏の終わり、という感じ。発売日も9月1日だし。あえて今のうちに聴いて涼しくなるのもいいかも。

・エモくて優しくて身も蓋もない。GRAPEVINE『Here』

Here
GRAPEVINE
ポニーキャニオン
2000-03-15


デビューして20年以上ずっと活動し続けている、まだ「エモい」なんて表現がなかった頃から非常にエモいGRAPEVINEさんの初期の作品。当初はミスチルっぽいとかポスト・ミスチルとかも言われていたそうですが、個人的には全然似ていないと思います。今はそうでもなくなりましたが、初期は独特な猫撫で声(このへんが初期のミスチルの甘いラブソングっぽいのかも。もちろん桜井さんも今は全く猫撫で声っぽくない)がひとつの特徴でもありました。このアルバムは、その猫撫で声がワイルドに変遷する過渡期。

GRAPEVINEは皮肉くさい歌詞が多いのですが、このアルバムのオープニング曲『想うということ』は「一体どうしたんだ?」と思うほどに最初から最後まで優しい詞世界。まあ、続く曲では「餌付けは日に3度 すぐ壊れちゃうからねえお前ら」だの、「墓石は大袈裟に転がるのがいいぜ」だの、身も蓋もない毒々しい歌詞のオンパレード。さりげなく、シングルカットも余裕でいけそうな優しい歌『空の向こうから』を挟んでいるの、ズルいというか、一筋縄ではいかないというか。

初代リーダーでベーシストだった西原誠さん(病気のため、その後しばらく部分的に参加→脱退)在籍時、全曲にみっちり参加した最後の作品。とにかくベースの音がでかくてかっこいい。

・デジデジしたりポップになったりサイケになったり。エアロスミス『JUST PUSH PLAY』

Just Push Play
エアロスミス
ソニー・ミュージックレコーズ
2001-03-07


アメリカンハードロック界の生ける伝説、エアロスミスの21世紀初のアルバム。当時の最新機材を駆使したデジタルな作風や、映画『アルマゲドン』の主題歌として大ヒットした『ミス・ア・シング(I DON'T WANT TO MISS A THING』が外部プロデューサーの曲だったりしたことで昔ながらのファンからは賛否両論だったそうですが、そんなことは露とも知らなかった無学な自分は、まだ洋楽のCDを買って聴くという行為そのものが新鮮で、単純にありがたがっていました。

コカコーラのCM曲として日本でも大量にオンエアされ、タモリさんのミュージックステーションでも披露された『JADED』も収録。自分と同世代くらいなら『~MISS A THING』の次に有名な曲だと思います。

『不思議の国のアリス』を題材にしたダークな世界観から一転して『フルハウス』のオープニングみたいなサビに入り再びお伽の世界に戻っちゃう『SUNSHINE』と、のっけからご機嫌な早口ライミングが繰り出され急に高音でタイトルを連呼し出し最後は超高音シャウトとどこの民族なのかわからんけどなんか民族的なような宗教的なような面妖なコーラスが交わってサイケな空気に染まる『OUTTA YOUR HEAD』。

この2曲がアルバム曲での自分のお気に入りですが、実は日本盤のみのボーナストラック『WON'T LET YOU DOWN』がめちゃくちゃカッコイイです。ストレートなスピード感あふれるハードロックで、異色なこのアルバムの中では浮いているけど、一般的なエアロスミスのイメージに最も近い感じがしたのがこれ。買うなら断然、2001年発売のオリジナルの日本盤がおすすめ。もうひとつのボートラは『~MISS A THING』なので、絶対に損はしない。 




それでは皆様、時節柄くれぐれもご自愛くださいま・・・堅いですか。熱中症に気ぃ付けや、ほな来週な!最近は毎日クリスタルガイザー飲んでる。

この記事を書いた人


プラーナ

henkou_ver

サブカル中二病系。永遠の14歳。大人のお子様。 

note

twitter

google+

instagram


スポンサーリンク