The Velvet Underground(ヴェルヴェット・アンダーグラウンド)。通称、ヴェルヴェッツ。オリジナルのアルバムは4枚だ。

「The Velvet Underground & Nico」(1967年)
「White Light/White Heat」(1967年)
「Velvet Underground」(1969年)
「Loaded」(1970年)

自分の周囲では断然2枚目の「White Light/White Heat」の評価が高かった。完成度というか、ルー・リード(Lou Reed)とジョン・ケイル(John Cale)の個性が壊れるしかなかったよなって感じにぶつかってるのがこの2枚目。すべての曲がその頃だれも見てなかった未知の領域に向かっている。時を経ても古びないというより、時代の垣根を超えて想像(創造)の臨界点を突き抜けていた。それにくらべ1枚目は殺伐としている。ひとつひとつの曲につながりを感じないし、どうも人工的につくられたアルバムという思いがぬぐえない。

ホワイト・ライト/ホワイト・ヒート(45周年記念デラックス・エディション)
ヴェルヴェット・アンダーグラウンド
ユニバーサル ミュージック
2013-12-25


それでもこの1枚目をいちばん聴いた。日曜日の朝なんかはよくかけた、自分の部屋で。20代の始まりぐらいだったと思う。マルボロに火をつけると同時に1曲目の「Sunday Morning」を部屋に流す。やっぱり、この曲が好きなんだよね。もちろん「Heroin」なんかもすごいとは思うけどこの曲の方がずっと気持ちが良い……心地よい……ただひたすら心地よい空間を呼んでくれる。そんな、ある種センチメンタルな刺激を好む時期(世代)だったのかもしれない、自分自身がね。

Velvet Underground & Nico-45th Anniversary
Velvet Underground
Polydor / Umgd
2012-10-30


1.Sunday Morning
2.I'm Waiting for the Man
3.Femme Fatale
4.Venus in Furs
5.Run Run Run
6.All Tomorrow's Parties
7.Heroin
8.There She Goes Again
9.I'll Be Your Mirror
10.Black Angel's Death Song
11.European Son

実際、日曜日の朝にどこかの公園かなんかでギターもって演奏したことがあった。知り合いと2、3人で、たぶん場所は大阪城公園かどこかじゃなかったかな?たしかコード進行はこんな感じ……だったと思う。(自信がない、記憶違いならすみません)

G C G C G Em Am D
G C G C G Em Am D
の繰り返しが基本で、展開部が下。
G C G C Am D
だったはず。

 

Sunday morning
Brings the dawn in
It's just a restless feeling
By my side

Early dawning
Sunday Morning
It's just the wasted years
So close behind

(「Sunday Morning」 The Velvet Underground & Nico)

3枚目の「Velvet Underground」で、この曲(「After Hours」)に惹かれてしまうのと似ているような気がする。共通するのは無垢。The Velvet Undergroundの他の曲とくらべれば明らかに異質だ。バンド名の通りアンダーグラウンドな曲もいいけれど、こういう曲がアルバムに収録されているとホッとする。数十年を過ぎても色褪せない曲って、あらためて、スゴイなと思うんだよね。



ヴェルヴェット・アンダーグラウンドIII<45周年記念盤 デラックス・エディション>
ヴェルヴェット・アンダーグラウンド
ユニバーサル ミュージック
2014-12-24


ローデッド(45th アニヴァーサリー・エディション)
ザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンド
ワーナーミュージック・ジャパン
2015-12-16





この記事を書いた人

yosh.ash

文章と音楽。灰色の脳細胞です。
*Respective Colours* Organizer
Respective Colours *Magazine*  twitter  


スポンサーリンク