ぷらすです。
今回ご紹介するのは、マーベル映画『ガーディアン・オブ・ギャラクシー』ですよー!
5月12日(金)に公開される待望の続編『ガーディアン・オブ・ギャラクシー:リミックス』 に向けての復習がてら、本作の魅力を語りたいと思います!



『ガーディアン・オブ・ギャラクシー』とは



本作『ガーディアン・オブ・ギャラクシー』は、 米国の漫画出版社 マーベル・コミックの原作実写化作品で、様々な「マーベル・コミック」の実写映画を、同一の世界観のクロスオーバー作品として扱う『マーベル・シネマティック・ユニバース』シリーズとしては第10作目。
マーベル・コミック作品の中でも超マイナーだったシリーズを、インディペンデント出身のジェームズ・ガン 監督が実写映画化し、世界的な大ヒット作になりました。


銀河を舞台に大暴れする“はみ出し者”たちの物語

 

そんな本作の内容をざっくり説明すると、はみ出し者のアウトローがチームを組んで銀河を救う物語。

幼い頃に宇宙海賊にさらわれた スター・ロードことピーター・クイル(クリス・プラット)は、ボスのヨンドゥに内緒で「オーブ」というお宝を盗み出すんですが、実はそのオーブにはとんでもないパワーが秘められていて、それを狙う恐ろしい敵ロナン、ボスのヨンドゥに狙われてしまいます。

その後色々あって、ロナンに送り込まれた暗殺者ガモーラ、賞金稼ぎのロケット&グルート、ロナンに妻子を殺され復讐を誓うドラックスとチームを組んだスター・ロードは、銀河を救うためロナンと戦うというのが大まかなストーリー。

この五人はいわば全員がはみ出し者だし、それぞれどこか抜けている落ちこぼれの集まりなんですが、そんな彼らがノリと成り行きでチームを組んで、強敵ロナンと宇宙を舞台に戦う冒険活劇なんですねー。


魅力的なキャラクターたち



本作の魅力は何といっても魅力的なキャラクターたちです。

メインキャラ

スター・ロードことピーター・クイルは本作唯一の地球人で、幼い頃に宇宙海賊にさらわれて26年、
 少しマヌケだけど強かなアウトローに成長。そんな彼の宝物はウォークマンと亡き母親が録音した70年代ポップスのマイ・ベスト盤で、彼はいつもこのテープを聞いています。

ガモーラ(ゾーイ・サルダナ)は、幼い頃に銀河を支配するサノスに両親を殺された上、暗殺者として育てられた過去があり、ロナンの片腕として働きながら復讐の機会を狙っているというキャラクターです。

ロケット(声:ブラッドリー・クーパー) は、ある組織に遺伝子改造されアライグマにされた賞金稼ぎで、武器や機械に精通しています。
悪趣味でいたずら好きで皮肉屋ですが、相棒のグルートを信頼しています。

ドラックス( デビッド・バウティスタ ) は、ロナンに家族を殺され復讐に燃える戦士。
超強いけどちょっとバカでチームに危機を招いたりします。あと、例え話が通じません。
演じているのはWWEのプロレスラー、バティスタ。

グルート(声: ヴィン・ディーゼル) 
木のヒューマノイドでロケットの相棒。
超優しいけど、怒らせると超強くて怖いヤツです。
基本「アイアム・グルート」しか喋れませんが、相棒のロケットだけは彼が何を言ってるのか分かるんですね。

敵キャラ

ロナン(リー・ペイス)は、長年争ってきた仇敵ザンダー人の根絶と引き換えにサノスのためにオーブを取り返す契約を交わした狂信的クリー人です。
ザンダー人とクリー人が和平を結んだあとも、一人でザンダー人を根絶しようとしている困ったちゃんで、オーブの力を得てサノスに成り代わって銀河を支配しようとします。

サノスは銀河を支配しようとしている『マーベル・シネマティック・ユニバース』共通のラスボス。
色んな悪者を影で操っています。

ネビュラ(カレン・ギラン) は、ガモーラと姉妹同然に育てられたサノスの養女。
ロナンとサノスの忠実な部下として働きますが、コンプレックスと嫉妬心を抱き、ガモーラの命を狙います。

その他

ヨンドゥ(マイケル・ルーカー) は宇宙海賊ラヴェジャーズのボスで、ピーターの父親替わり。
ピーターに厳しく当たりながらも、内心本当の息子のように可愛がっている様子です。

ピーターパパ

予告編を見ると、どうやら続編で登場する予定?


物語を彩るカラフルな世界感と、70年代ポップスの名曲たち



そんな魅力的なキャラクターたちが織り成すストーリーを彩るのは、有機的なデザインの宇宙船や、カラフルな宇宙や惑星などの映像と世界感。

スターウォーズに代表されるスペースオペラでは、これまで暗黒の世界として描かれていた宇宙空間ですが、本作では色彩に溢れた美しい世界として描かれています。
これはおそらくアレハンドロ・ホドロフスキー監督が作ろうとして頓挫した映画「DUNE」のビジュアルイメージに、ジェームズ・ガンが影響を受けたんじゃないかなー? なんて思うんですよね。

登場する宇宙人もあまり突飛な形状ではなく基本人型で、その代わり肌の色や服装で違いを表しているんですが、その全体の色味がこれまでにはないカラフルでポップな世界感に繋がっているんだと思います。
また、劇中に流れる70年代ポップスの名曲たちの使い方は、ある意味でタランティーノ的リミックス感がありますが、選曲が「知る人ぞ知る」名曲ではなく、「誰もが耳に馴染みのある」名曲を使用することで、より作品への没入感が増す仕掛けになってるんですねー。


「スターウォーズ」と双璧を成す(かもしれない)スペースオペラの名作



本作は「スターウォーズ」と並べて語られることの多い作品で、中には「スターウォーズ」を越えたという人もいたりします。
それは、公開当時スターウォーズが提示したスペースオペラとは違う、有機的でどこかレトロ感のある新たなスペースオペラの世界観を提示したことが大きいような気がします。
もちろんどちらが優れていると単純に比べられるものではないし、比べる意味もないですが、スターウォーズに乗れなかった人たちは、是非一度本作を観て欲しいです。

楽しくてワクワクする超面白い作品ですし、続編「~リミックス」も絶対観たくなると思いますよー!

興味のある方は是非!! 

▼ガーディアン・オブ・ギャラクシー:リミックス予告▼
 

 

この記事を書いた人 青空ぷらす

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