2014-2015シーズンから、シングル(男子・女子)とペアでボーカル曲が解禁された。フィギュアスケートで使用される曲はプログラムの重要な要素だ。例えば、羽生くんは今シーズン、SPで「Let's Go Crazy」(プリンス)を選んだ。悪くないけれど、2013-2014年の「パリの散歩道」(ゲイリー・ムーア)よりイイとは思っていない。ということで、2016-2017年のボーカル曲を個人の趣味でベスト3を挙げてみた。

アシュリー・ワグナー(女子シングル・アメリカ)



SPの曲は「Sweet Dreams」(ユーリズミックス)。ユーリズミックスのアニー・レノックスがカッコイイお姉さんイメージなので、アシュリー・ワグナーに似合った選曲だ。彼女の特徴はジャンプが時計回り。今シーズンはGPファイナルを逃し、絶好調といえる年ではなかったかもしれない。それでも、女子フィギュアスケート界で、「Sweet Dreams」を演じきれるのはアシュリー・ワグナーだけだと思う。

パトリック・チャン(男子シングル・カナダ)



SPの曲はビートルズの「Dear Prudence」と「Blackbird」。YouTubeの原曲がなかったのでスージー・アンド・ザ・バンシーズの「Dear Prudence」カバー曲で。パトリック・チャンの特徴は何といってもスケーティングの上手さ。明らかに複数の4回転をプログラムに入れるのが当たり前になった現在には合っていない。それでも、彼は4回転に挑戦している。願わくば、無理に4回転を飛ばないで欲しいな……と思う。あれだけ力強く美しい3回転まで調子を崩しているような気がするからね。

ユリア・リプニツカヤ(女子シングル・ロシア)



SPの曲は「Les Feuilles Mortes(枯葉)」(コアラ・リュー)。これも動画がなかったのでアンドレア・ボチェッリのバージョンで。今シーズンはケガに泣いたユリア・リプニツカヤだった。心配なのは来シーズンに復活するかどうか。ロシアの女子シングルは層が厚すぎるので万全の状態に戻るよう願っている。代名詞ともいえるキャンドルスピンは彼女にしかできない技だもんね。

来シーズンは冬季オリンピック!

国別対抗戦が終わり、フィギュアスケートはオフシーズンに入った。選手たちは来年に向けて動き始める。コーチや振付師と一緒にプログラムの使用曲と構成を考えている頃だろう。音楽とプログラムが絶妙にマッチングするとき、フィギュアスケートは奇跡の瞬間を魅せる。とりあえず、来シーズンが始まるまでは「ユーリ!!! on ICE」でも見て、ゆっくりと待つことにしよう。期待は膨らむ。


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yosh.ash

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