ぷらすです。
今回はマンガ原作の実写化で面白かった邦画6本をご紹介しますよー! 
マンガはファンの人たちにとっては強い思い入れがある分、実写化というとつい眉を顰めがち。
でも、食わず嫌いしないで一度観てみたら、案外面白い作品に出会えるかもしれません。

HK/変態仮面

 

この作品について僕はホント何度も書いているんですが、マンガの実写化作品としては1・2を争う名作だと思ってるんですよねー。
もちろん、CGはしょぼいし、悪ふざけシーンも多いし、低予算のため全体的に映画としてのルックは安っぽいんです。

が、そんなマイナスポイントも、主演の鈴木亮平や敵役の安田顕の熱演・怪演(特に本作でのヤスケンは素晴らしい)や、『ヒーローもの』としてのツボの押さえ方。マンガから抜け出てきたような鈴木亮平の肉体づくりでしっかりカバーしてるんですよね。
確かにバカバカしい作品ではありますが、観て損はしない素晴らしい作品だと思いますよ!

続編の『HK 変態仮面 アブノーマル・クライシス』の方は(期待値が高かった分)正直イマイチだったし、ヒロインのアレコレで本作の名前が変な形でワイドショーに出てしまったのは残念でしたねー。

ちはやふる 上の句



競技かるたに青春をかける高校生の青春を描いた 末次由紀の同名マンガの実写化作品ですね。
正直、最初に実写化の話を聞いた時は「またかよ……(溜息)」な気持ちだったんですが、いざ観てみたら超面白かったです!

主演の広瀬すずを始め若いキャストたちの、「この瞬間の輝き」がしっかり映し出されている一方、師匠役に名優の 國村隼を配して、作品が軽くなりすぎない配慮もされてたのは素晴らしかったです。
そして何より、競技かるたの緊張感や迫力が伝わってくる構成や映像も良かったですねー。
ただ、「上の句」が良すぎて、続編となる「下の句」の方は割を食う形になっちゃったのが正直残念。

キューティーハニー



ご存知、永井豪原作の同名マンガを、「エヴァンゲリオン」「シン・ゴジラ」の庵野秀明監督で実写化した作品。
マンガの実写化作品としては決して成功したとは言えない本作ですが、それでもこの作品を挙げたのは、個人的にCGの描写が面白かったからなんですね。

よりリアルに近づけていくハリウッド式のCG表現に対して、本作はデフォルメのためのCG表現という感じなんですよね。実写とアニメを繋ぐブリッジとしてのCGというか、当時は邦画のCG表現の可能性を感じさせる作品だと思ったし、実際その後のアニメや邦画のCGにも、ある程度の影響を与えているのではないかと。
あと、作品の随所に庵野監督のフェティシズムが垣間見えるところもファンには楽しいポイントなんじゃないかと思いましたねー。


バクマン。



ご存知、週刊少年ジャンプで連載された大場つぐみ・小畑健の大ヒットマンガを、「モテキ」の大根仁監督が実写映画化した作品。
なんせ、二人の若者がマンガを描く映画なので、普通に考えると映画向きとは言えない作品なんですが、大根監督はプロジェクションマッピングやCGを駆使して、漫画を描くという画面的に最も地味になりそうなシーンを一番のクライマックスに持っていったところが素晴らしいと思います。

あと、全二十巻にも渡る長編の原作から一番大事な要素だけを抜き取って、テンポよく観せつつも原作で一番大事な骨格の部分は変えずに一本の物語にした、ストーリー構成も見事でしたねー。
マンガの実写化作品の完成度としては、群を抜いた作品だと思います。


るろうに剣心



こちらも少年ジャンプで連載された和月伸宏の同名マンガを、「龍馬伝」の大友啓史監督が実写映画化した作品。
マンガの実写化云々は一旦横に置いて、本作が何より素晴らしいのは、それまで前後左右という「横」の動きしかなかった殺陣に「縦」の動きを加え立体的なアクションとして観せていることで、時代劇=チャンバラ映画をアクション映画として構築し直したところだと思います。

そこに違和感を感じさせない、「るろ剣」というマンガは題材としてうってつけだったし、佐藤健、神木隆之介他、若くて身体能力の高い“動ける“役者を起用した試みはご存知のように大成功を遂げたんですね。

ただ惜しむらくは、アクションに重きを置くあまり手数がやたらと多くなり、「殺陣」としてのメリハリがなかった事かなと。
最初は、目新しさと驚きで最後まで楽しめたものの、続く「京都大火編」「伝説の最後編」では、正直「またこれか」と殺陣に飽きちゃうんですよね。

あと、登場人物がやたら叫ぶ演出はダサいのでやめたほうがいいと思いましたw

ルパン三世 念力珍作戦



この作品は、まぁ、番外編というか、昔はこんなのもあったんですよ的な感じでご紹介。
ハッキリいうと「ルパン三世」の実写化じゃなくて「ルパン三世ごっこ」というか「コント・ルパン三世」というかw
僕がこの作品を初めて観たのは、確か年末の午前中のテレビだったと思うんですが、子供心に「こんなのルパンじゃない!」って思いましたねーw

この作品が公開された1970年代は、そもそも作り手がマンガを読んでない上にマンガ自体の地位が今よりずっと低く、今で言う「原作クラッシャー」な作品が量産されていた時代でもあるんですよね。(「ドカベン」とか「ハレンチ学園」とか)

でもまぁ、大人になって観直してみると、なんていうか、トンデモ作品としての味わいみたいなものが感じられる作品ですし、コレを観てから小栗旬版の「ルパン三世」を観ると、「ちゃんとしてるなー!」って思えるかもw


そんな感じでオススメのマンガ実写化映画6作でした。
つい最近までは、マンガの実写化作品といえば地雷みたいな作品ばかりだったし、正直今でもアレな作品は少なくないんですが、技術が発達しキャスト・スタッフが漫画を読んで育ってきたこともあって、ちゃんと面白い作品も増えてきています。

もちろん原作そのままというのはそもそもメディアが違うのだから無理な話で、マンガを人間が演じてもヘンテコにならないようにするための「翻訳」が必要。
マンガやアニメの実写化作品を観るときは、その「翻訳」がちゃんと出来ているかをポイントに観ると楽しめるんじゃないかと思いますよー!

ではではー(´∀`)ノ
 

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