インドの玄関口の一つでもあるコルカタ。立派なホテルもあるが、私はバックパッカーである。コルカタであれば安宿のドミトリーに泊まる人が多いが、同行者I君がいたこともあり、ガイドブックには載っていないそこそこの宿をシェアしてコルカタの街を散策した。

蒸し暑くカオスなコルカタ

コルカタは港のある街で、海があるせいか夜になってもじっとりと蒸し暑かった。北インドでは感じたことのない空気の中を、私とI君はゆったりと歩き回った。食いしん坊の彼は3食+おやつまで必ず食べる。朝は屋台でエッグロールやチョーメン(インド式焼きそば)を食べ、お昼と夜は適当な店で食べた。おやつには甘いインドスウィーツや、ケーキを食べた。

街はどこもざわざわしていた。古い路面電車が走り、モスクからはイスラムの祈りの時間を告げるアザーンが鳴り響き、ぎゅうぎゅうに人が乗ったバスが走り、黄色いインド国産車のアンバサダーのタクシーが行きかい、細い路地へ入るとサイクルリキシャーや、他の街では見ることのないリキシャー(本当の人力車)が走り、何というか、とにかくカオスだった。

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私はどこに行ってもあまり観光らしいことをしない。それが良いか悪いかは別として、歩いて行ける範囲をひたすら歩き回るのが好きなのだ。I君もそれほど名高い場所に興味はなかったようで、私たちはマザー・テレサのマザー・ハウスにも、ヤギを生贄にすることで有名なカーリー寺院にも、インド博物館にも、動物園にも行かなかった。

たどり着く先は川

私はあまりガイドブックや地図を見ないので、行き先はI君まかせでくだらないお喋りをしながらふらふらと歩いた。I君が立ち止まるのはたいてい美味しそうな何かを売っている屋台やお店の前で、本当に食べるの好きだよねー、と笑いながら歩いた。時々は金製品でいっぱいな宝石屋をのぞいてみたりもした。全て行き当たりばったりで歩くのは楽しかった。

それでもヴィクトリア記念堂は外から眺めた。中が博物館になっているので入ってみれば良かったが、私は博物館に入ると長くなってしまうタイプなので「いいよ、次行こう」と外観を眺めて満足して離れた。

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最終的に私たちがたどり着いたのは、フーグリー川。日が暮れてくるまで2人で時々話をしながら川を眺めた。ヴァラナシから離れたのに、結局ガンガーの水も流れこんでいる川を眺めると落ち着いてしまうことに笑ってしまった。特に私は水辺にいると何となくほっとした気分になるのだ、こればかりはしょうがない。
 

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madokajee

旅と音楽と本が好き。別名義でWebライターとして活動中。
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