ぷらすです。
今回ご紹介するのは、フェイク予告コンテストに出品された作品の長編映画化作品、『ホーボー・ウィズ・ショットガン』ですよー! 
カナダ発のウルトラバイオレンスなB級映画で、カルト的人気の作品です!

 
*残酷描写ありなので閲覧注意!

あらすじと概要


1970年代から1980年代のB級映画をこよなく愛するカナダの新星、ジェイソン・アイズナーが初監督を務めたスプラッター映画。腐り切った町にはびこる悪を倒すため、ショットガンを手に立ち上がる老いたホームレスの暴走を描く。巨悪に立ち向かう主人公を演じるのは、『ブレードランナー』などの怪優ルトガー・ハウアー。あまりにもひどい現状にいきり立ち、思い切り暴れまくるクールな無宿者の正義感に拍手を送りたい。
ストーリー
ある日、列車に無賃乗車してあてのない旅を続ける流れ者(ホーボー)の初老の男(ルトガー・ハウアー)が駅に降り立つ。その町は犯罪組織のボス、ドレイク(ブライアン・ダウニー)が仕切っており、彼の二人の息子も殺人をはじめさまざまな悪事に手を染めていた。そこでは警察も彼らの言いなりで、誰もが素知らぬ振りで暮らしており……。(シネマトゥディより引用)

感想


本作は2007年に発表された、クエンティン・タランティーノ&ロバート・ロドリゲスの二本立て映画『グラインドハウス』のプロモーションで行われた、フェイク予告コンテストに出品された作品を長編映画化したウルトラバイオレンス映画です。
エロ・グロ・ナンセンスの詰まった怪作で、しかも主演は何と『ブレードランナー』のルトガー・ハウアーですよー!

ストーリーをザックリ説明


本作のストーリーをザックリ解説すると、
流れ者のルトガー・ハウアーが流れ着いた町は、犯罪組織のボスドレイクが仕切る無法都市だった。
そんな狂った町に嫌気がさしたハウアーは、手にしたショットガンで街の浄化とのため、ドレイクに立ち向かう。
という内容です。
つまり、基本的な骨格は西部劇で、そこに人体破壊や大量の血しぶきなど、
70年~80年代 B級映画のやりすぎ残酷描写をジャンジャンぶっこんで肉付けするっていう、唐辛子山盛り激辛料理専門店みたいな映画なのです。ストーリーも設定もハチャメチャで、映画の途中で「一体何を観せられてるんだろう…」と思うかもしれませんが、考えてはいけません。本作に流れる無駄に高い熱量を感じるのが、本作の正しい見方なのです。……多分。

血しぶきと肉体破壊と謎のキャラクター


まぁ、そんな内容の映画なので、好き嫌いはハッキリ分かれるし、観る人にもかなりのB級映画リテラシーが要求されます。
僕もこれまで、かなりの本数の残酷B級ホラーやB級アクション映画を観てきたつもりですが、それでも中盤くらいにはお腹いっぱい。
冒頭から首にマンホールをハメて車ギロチンの刑、血しぶきシャワーを浴びながら踊る半裸の女、頭ボーン、アソコにバーン、首にマンホールつけられたままショットガン連射するルトガー・ハウアー。
もう次々繰り出されるアホみたいな残酷描写に笑うしかない感じ。90分弱の作品ですが、体感では2時間30分くらいに感じましたねーw

正直、ただ、それだけの映画だったら、観終わって2時間くらいでタイトルも内容も忘れちゃってたと思うんです。
何キロもある大盛りチャーハンを、ひたすら食べさせられてる感じって言えば伝わりますかねー。
もう、さすがに飽きてきた……と思った時、イキナリ登場したキャラクターに僕の目は一気に覚めます。そのキャラクターの名は、「地獄の使者」(1号・2号)

それまでは町を牛耳るギャングVSルトガー・ハウアー、いわば人間同士の闘いだったのに、この二人の登場で、一気にファンタジー感が!
この「地獄の使者」は町を牛耳る
ドレイクが雇った、バイクに乗ったヒットマンなんですが、黒いライダースジャケットの上に鋼鉄製のプロテクター。
ゴツゴツした鉄仮面に、ドイツ兵っぽいヘルメットにブーツの踵には拍車。ワイヤー付きの銛を発射出来る銃に、ナタみたいな剣、バイクの後ろには棺桶が鎖で繋がれてるっていう、まるで子供が描いた「わるもの」みたいなビジュアルで、超カッコイイのです!(;゚∀゚)=3ハァハァ

しかも(何の説明もないのでハッキリとは分かりませんが)どうやらこの二人、人間ではないらしいんですね。だって、明らかに映画のカラーから浮きまくってる城みたいなアジトに住んでるんですよ!?
もう、彼らが登場した瞬間、( Д) ゜゜ ←こんな感じになりましたよ。
さらにアジトの部屋には、いかにも地獄に通じてそうな穴が開いてて、そこから伸びる触手的な何かと、戦ったりしてますからね。(本筋にはまったく無関係)
彼らはおそらく、比喩じゃなくて文字通り『地獄の使者』なんですよ! 多分。

そこから物語は加速したり停滞したりしつつ、良い話風なハウアーの一人語りや説教や、老いらくの恋やあれやこれやを挟みながら
ラストへと向かっていくんですねー。

正直、ストーリーがどうとか、映像がどうとかいう映画ではないし、前述したように残酷シーン盛り沢山のエクスプロイテーション映画なので、間違っても万人にオススメ出来るような映画ではないですし(そもそも18禁だし)、一部の好事家(映画秘宝の読者的な)がキャッキャいいながら観るようなB級映画です。
でも、本作を観てから4、5年が経ってるのに、未だにタイトルと、一部ビジュアルやストーリーを覚えているということは、きっと本作には残酷要素以外の『何か』があるんだと思うんですよねー。…多分。

(B級映画好きで)興味のある方は是非! 


 

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