X JAPANが約20年後の紅白に出ているという事実だけでもう嬉しい

皆さま、あけましておめでとうございます。紅白歌合戦はご覧になられましたか?まさか2016年の暮れにイエモンとX JAPANが共演するだなんて。まあ自分は1秒も視ていませんが・・・・・。
 

X JAPANは1997年12月31日に、一度解散しています。当時の最後のテレビ出演は紅白歌合戦でした。大晦日は東京ドームでのライブを終わらせた後にNHKへ大急ぎで移動して出演するのが恒例でしたが、1997年がその最後の年になり、文字どおりの意味の『The Last Live』というタイトルが付けられました。


X-JAPAN THE LAST LIVE 完全版 [DVD]
X-JAPAN
ジェネオン・ユニバーサル
2011-10-26



2001年にそのライブの模様をほぼノーカットで収録したCDも出ているのですが、現在はプレミア価格。その代わりに完全版DVDが発売されていますが、いずれにせよDVDの方がおすすめです。なんといっても後半、『Forever Love』で、すでに絶交状態にあったYOSHIKIさんとTOSHIさんが抱き合うところ。当時、怪しいセミナーに洗脳されたという話が世間でもちきりの中、涙声で歌うTOSHIさんの姿は悲痛です。


そして、もっと悲痛なのは、歓声に紛れて、よく聴くと、嗚咽や怒声まで聞こえてくるのです。綺麗な解散ではないだけに、非常に辛い。ファンでなくても苦しいと思うのではないか、というくらい。

 

「X JAPANのメンバー1人1人に、この歌を・・・・・」とTOSHIさんが語るのを遮るように始まる『The Last Song』から、カーテンコールの間じゅうずっと。これはDVD版よりもCD版の方がよく聞こえますが、CD版はなんだか素人でもわかるくらい音が雑なんですよ。『DAHLIA』の曲中のノイズが思い切り聴こえるし。臨場感があるともいえるかもしれないけど。DVD版は最初から最後まで、ただただ視ていて辛い。

10年越しに叶えた夢、20年越しにできた景色
 


The Last Song(CDエクストラ)
X JAPAN
ポリドール
1998-03-18


復活後、ライブで初めて披露された曲は『The Last Song』でした。1997年の解散ライブで最後に演奏された曲と同じ。もうX JAPANは存続できないとYOSHIKIさんが苦悩して、せめてもの腹癒せに名付けたタイトル。レコーディング作業もすべてスタッフを介して進められたそうです。全てを強制的に終わらせるためにつくられた曲だったので、ファンの間では物議を醸したそうですが、それが10年の時を経て、再び始めさせるための曲になりました。

 解散後にシングルカットされた時のジャケット写真は、上述の、2人が抱き合う場面でした。ブン殴ってやるつもりでTOSHIさんの元へ歩み寄ったというYOSHIKIさんでしたが、知らず知らずのうちに抱きしめていたといいます。他人事ながら、仲直りできて、変な輩から縁を切れて、本当に良かったね。

そして、解散前に一度は頓挫した、世界デビューおよびワールドツアーも実現することになりました。X JAPANの空白の10年の間に、ヴィジュアル系は海外にサブカルの1ジャンルとして認知されるようになり、足掛かりができていたのでした。それは2000年代にデビューした後輩バンドさんの功績が大きいですね。それから更に10年ほどが経った2016年には、新旧たくさんの人気ヴィジュアル系バンドを呼び込んだフェス「VISUAL JAPAN SUMMIT」も実現しました。行きたかったんだけどなあ。その日、千葉にはいたんだけどなあ。今年もあるのだろうか。


 

この記事を書いた人


henkou_ver


プラーナ

サブカル中二病系。永遠の14歳。大人のお子様。 

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